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8月4日 kintoneのデザイン更改に備え
8月4日ですね。
今度の8月14日にkintoneがアップデートされます。
https://kintone.cybozu.co.jp/update/main/2022-08.html
今回、画面のUIに関するいくつかの先行アップデートが追加されます。
アプリの編集画面やプラグイン設定画面です。
kintoneもリリースされて11年。来年の秋には干支がひと回りします。
データベース周りを刷新するプロジェクトも進められていますし、UI刷新もそう。
こうした動きについては、Cybozu Inside Outという中のエンジニアさんが発信するブログにちょくちょく出てきます。その中のUI/UXがそうです。
https://blog.cybozu.io/archive/category/UX%2FUI
昨年二月のアップデートで、こうしたアップデートについては事前に有効無効を選べるようになりました。強制適用される前は無効にされているので、その猶予期間に別環境でテストができるようにというサイボウズさんの配慮です。
上に挙げたUI変更については、有効にチェックを入れない限りまだ適用されません。
ですが、弊社もプラグイン設定画面についてはチェックを入れて確認しておこうと思います。
こうしたアップデートのテストが終わり、全環境に強制適用されたら、次に来るのは一覧、レコード詳細、レコード編集の各画面のデザインのアップデートです。
こうした画面の見栄えを変えるには、DOM変更と呼ばれるHTMLでできたページの見栄えをCSSやJavaScriptを駆使して変更します。
私は今まで、DOM変更を伴うカスタマイズは極力やらないようにしてきました。ですが、いくつかのお客様にはどうしてもとお願いされ、手を染めてしまっています。
たとえば、旧基幹システムの見栄えに似せるよう、項目間の幅を狭める。
たとえば、スペースフィールドが使えないサプテーブル内にボタンを追加する。
サブテーブルの行追加削除ボタンを右端から左端に持ってくる。
といったカスタマイズです。
こうしたカスタマイズのあれこれは、今後適用されるであろう、画面デザインのアップデートによって確実に影響を受けます。
弊社の場合、こうした処理はJavaScriptが担っていますから、grep検索などでDOMをいじっている箇所を抽出し、棚卸しをしなければなりません。
該当するお客様にも順次連絡を入れ、準備を進めて行こうと思います。
ですが、もしこれからそうしたお願いをされた際は、今回のアップデートのことを説明し、やらないようにしましょう。今から修正箇所を増やしてもしょうがないので。
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