6月19日 kintone資格を持つと自信に加えて実装能力が上がる
6月19日ですね。
先週になりますが、娘がkintoneアソシエイト資格試験に再挑戦するというので、私も娘に教えるとともに、自分でもサンプル問題を解いてみました。
難しくなっていますね。
私が受けた2019年に比べると、kintoneにはさまざまな機能が追加されました。
試験問題にもそれらのアップデートが反映されています。当然、出題範囲も広くなっています。
私が受けた時、すでに問題集が出版されてました。ですが、私はそれを読んでいません。普段の業務経験と、前夜に管理者ヘルプとユーザーヘルプに目を通したら受かりました。
ただし、今、私が準備せずアソシエイトを受けると落ちるかもしれません。危機感を覚えました。
その一方で、今回娘の受験勉強に付き合ってみて、サンプル問題が充実している事を知りました。
これを集中的にやり込めば、受験者にとっては有利なはずです。私が受けた時は、サンプル問題は確か五問程度しかありませんでしたから。
サンプル問題を解いてみて思ったのが、アソシエイト試験を持っている人も定期的にアソシエイトは受けた方が良いという事です。
kintoneエバンジェリストは特に。
もちろんエバンジェリストだけでなく、kintoneビジネスに携わる方には必須の資格だと思います。
まず、アソシエイト資格は入門編の扱いです。高度な運用やカスタマイズの方法を問われるわけではありません。
kintoneの機能が何か、何ができるかを問われる試験です。
そのため、アソシエイト試験を持っていなくても、kintoneの実装はできます。
実際、実装している人は世に無数にいます。
ですが、それで通用するのはユーザー側として携わる場合です。自社の業務を知っていて、そこにkintoneを導入するのですから、使わないkintoneの機能については知らなくても通用します。
例えば、ゲストスペースを使わない環境であれば、ゲストスペースについて学ぶ必要は薄いでしょう。
ところが、弊社のようなkintoneビジネスに携わる会社にとっては、お客様の環境はさまざまです。ゲストスペースを使うケースもありますし、ピープルやカテゴリーといった使われる頻度の少ない機能にも出くわすかもしれません。
その時、限られた知識をもとにkintoneアプリを構築してしまうと、歪な内容になってしまいます。
例えばカスタマイズが多少できる方が構築したとして、カスタマイズに頼った歪な内容に偏ったり。
実際、kintoneの機能を幅広く知っているのとそうでないのとは、実装上の速度や確実性に大きな差が出てきます。
三年前に入ってもらった弊社メンバーは、当初アソシエイト試験どころか、kintoneすらよく知らない状態でした。そこで、私がkintoneアソシエイト試験を受けるように強くいったところ、八回の挑戦の末、見事に受かりました。
すると、そこからメキメキと力を伸ばしました。今、そのメンバーはkintoneのカスタマイズで力を発揮しています。多分、カスタマイズスペシャリストを受けたら受かると思います。
このように、kintoneアソシエイト試験に受かることは、本人にも自信にもなるし、実装上の速度や確実性をも向上させます。
受けた人にはわかりますが、kintoneアソシエイト試験は偶然や運では受からないように工夫されています。
つまり、保持していることが、kintoneの知識や実装能力の証明にもなっています。
弊社もゆくゆくはもう一度採用に踏み切ると思います。
その際はkintoneアソシエイト資格は必須資格として応募用件に含めるつもりです。