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5月17日 共感できる地域クラウド交流会に
5月17日ですね。
昨日、千葉で地域クラウド交流会(ちいクラ)に参加してきました。
今度、弊社でも甲府でちいクラを主催予定です。
私自身、だいぶ前にリアル開催のちいクラには参加した事はありますが、ほとんど内容を覚えていませんでした。
今回は、全体のオペレーション、特に準備部分を含めたオペレーションを全部確認しました。
甲府での開催に向けて準備を進めていきます。
こちらが申込サイトなのでよかったら。
https://facebook.com/events/s/%E7%AC%AC1%E5%9B%9E-%E7%94%B2%E5%BA%9C-%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%88%E4%BA%A4%E6%B5%81%E4%BC%9A/743456324617175/
さて、今回の地域クラウド交流会ですが、最初に必ず勉強会が開催されます。
そこで登壇されたのが共感資本主義を掲げて、コミュニティー通貨eumoをニセコ町をはじめとした各地で発行・運用されておられる新井さんでした。
ここでは、コミュニティ通貨については深く触れません。ただ、その根源の思想である共感資本主義の考えには共感すると述べておきます。
今の資本主義には明らかに限界があります。
成長し続けるそもそもの大前提が利潤からなっている以上は。
利潤がないと、今の資本主義は動かない仕組みになっています。利潤とは未来への信頼です。
未来への信頼、つまり成長があるからこそ投資が生まれ、利潤が成り立ちます。
ですが、利潤や成長がないとダメである設計は、無尽蔵に資源がある前提に基づきます。
言うまでもなく、地球の資源は有限です。
また、今の人類の宇宙開発の能力は、広大な宇宙の資源を利用できるほど発達していません。
では、どうすればいいのでしょう。
私も以前から資本主義の限界については折に触れて考えてきました。が、やはり私の能力では良い案が出てきそうにありません。
金銭の価値が、すべての価値を代替し、それを持つものだけが富む仕組みは、持たざる者の不満と不平を招きます。
その代わりに、人々は、公平に社会として持っている共感を用いて、助ける人と助けを受ける人との間に関係を見出す。それが共感資本主義の制度です。
この考えは、少し間違うと、かつての共産主義になってしまいます。国が強大な権力と官僚機構によって経済を統制し、管理する社会。結果の公平を目指す考えです。
ですが、知っての通り共産主義は失敗しました。当時の仕組みでそんな統制ができるはずはなかったのです。
では、今AIがこれだけ進歩した時代であればどうでしょう。
私は不可能ではないと思います。
全てを人間によって統制するのではなく、適宜AIの補佐によって国が統制する社会。
人類の能力では不可能な限りなく公平な社会を AIによって成し遂げる。
おそらく私は未来の政府とはそこに行き着くだろうと思っています。
ただ、このやり方は、相当な反発を生むでしょうね。
とは言え、今の仕組みがAIへの判断に頼りつつあるのは確かです。
どのように運用するかについても徐々にAIの助けが入ってくると思います。
ただ、今はやはり人と人との触れ合いの中で、共感できるコミュニティーが嬉しいです。
ちいクラもそういう会にしたいと思ってます。
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