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1月30日 技術コミュニティーではモチベーションを得るためが吉です

1月30日ですね。

先週土曜日のdevkin meetupの話の続きです。

ヒラドさんのLTを取り上げて、コーディングが楽しい時期は尊い、という話をしました。

ヒラドさんの場合、技術を習得する過程で起こりうるモチベーション低下を、コミュニティ参加で補っておられたようです。また、コミュニティの場で得た知見を次に活かしたそうです。

一方、同じように独学していた私ですが、実は当時、コミュニティの力をほぼ使っていません。なぜなら、当時の私はそういうコミュニティの存在を知らなかったからです。

私の場合、技術習得のほとんどが本から得た知識でした。または「とほほ」さんのコンテンツか。

まだネット上には技術コンテンツも少なく、もちろんSNSもありませんでしたから。

そのため、今から書く事はひょっとすると、今の若い技術者には当てはまらないのかもしれません。

それは、技術コミュニティとは、悩める実装の解決の場ではないということです。

ヒラドさんがLTの中で仰っていた通り、モチベーションアップのための場として使うのが良さそうです。

私もコミュニティの場において何回かコーディングの具体的な内容を聞かれたことがありますが、正直、そのような場で聞いたところで、その方のスキルが一気に上がることはないと思います。稀に思考の袋小路に陥っている方にとってのコロンブスの卵的な視点からの解法を伝えられるくらいです。

むしろ、コミュニティの場では、コーディングのヒントの得方や考え方、物の見方を教わるのが良いのかもしれません。たとえば書籍やウェブサイトなどもどこをみて読めばいいのかなど。

私はこの場で何度も書いている通り、コミュニティには参加すべきという立場です。

ただし、目の前の具体的な技術上の難問を解くためではないことはもう一度書いておきます。

多分、若い時の私がコミュニティを知っていたとしても、積極的に参加していたかったような気がします。人見知りだし、独学ゆえの自分の知識のなさに対する劣等感もありましたし。

ただ、私がコミュニティによって、今までやってこれたことは確かです。

億劫だから、人見知りだからと言わずに、自分の殻を破って参加すれば、必ず得られるものはありますよ。

ぜひ、ヒラドさんのLTのスライドをお読みになると良いです。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
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