6月23日 プログラムの命名規則とは
6月23日ですね。
前にもここで取り上げた、Qiitaからくる週一度のメール。
昨日のメールの中に、このようなものがありました。https://qiita.com/YutaManaka/items/62dda256bb7ba6c08399
「初心者プログラマーのための英語命名法」
弊社でも前々月あたりから、kintoneに登録するJavaScriptのファイル名を日本語でいいよ、としました。
私自身も以前からkintoneに登録するJavaScriptの中の関数や変数名は日本語にしていました。フィールドコードは随分前から日本語で設定していましたし。
どれも可読性の向上を優先した対応です。
content-typeやcharsetの文字コードの読み替えも含め、今のkintoneならWindowsやMac端末に関わらず文字化けのリスクもなさそうです。BabelやWebpack、node.jsやその他のライブラリを介しても文字化けに遭遇することは皆無です。もう英語のファイル名・クラス名・変数にこだわらなくてもいいか、と判断しました。
kintoneはインターネット上のプロトコルに則り、サーバーで動くシステムです。その一方で、利用者は前もってヒアリングを行えば、国内の方に限定できるケースが多いです。
その前提であれば、日本語の変数名・ファイル名・クラス名にしても良いかと思っています。
ただし、phpの中で日本語のファイル名や変数名を使うことには躊躇します。そのため、今回取り上げた記事が解説してくれている命名規則のガイドは有用だと思います。
さらに、kintoneと連携するPaaS/SaaSの論理フィールド名はまだ英語であることが大部分です。その読み替えの手間が発生します。これは、kintoneのフィールドコードを英語にしていた場合でも読替えは必須です。そのため、PaaS/SaaSとkintoneの間に読替えの設定が欠かせません。
おそらく、これから十年もすれば、ほとんどのウェブサーバーや言語、データベースの文字コードはutf-16で統一されるでしょう。そうなれば話者の扱う言語でファイル名や変数名、関数名を設定しても問題ない日が来るでしょう。
その時、命名規則は開発チーム内の決め事の問題です。早くその日が来ることを願っています。
そうなれば、わが国の技術者不足も少しは解消されるかもしれません。ま、命名規則などロジックそのものには無関係なのですが。