5月23日 トラブルの際に自分をどこまで律する事が可能か
5月23日ですね。
先日、この欄でもセウォル号の事故のことを書きました。
昨日、帰宅してついていたテレビでセウォル号の事故の一連の流れがドキュメンタリーとして流れていました。
それを見ていると、セウォル号の事故は完全に人災だったんだなぁとあらためて思います。
先日、私は福島に行ってきました。その後に読んだ原発事故に関連した本は六冊になります。
そこから学んだのは、もともとの設計や想定不足は、確かに人災でしたが、あの未曾有の国難と言える福島第一原発事故において、対応できるだけの事をやり切ろうとした人がいたことです。
あの時、もし二号機の原子炉自体が爆発していたら、日本の東半分は壊滅していたでしょう。
私も今の家に住んでいなかったかもしれません。
トラブルにあった際、どう動くか。それによって、救われた事はあるように思います。
私もかつて、大トラブルにあったことがあります。
連載しているアクアビット航海記にはまだ触れていません。
その時、私は一週間家に帰れず、合わせても数時間しか眠れませんでした。
そういうトラブルの当事者になってみると、セウォル号や福島第一原発事故のような本当のトラブルの際、固まったり利己的になってしまう人の心の弱さもわかります。
私自身、自分がもし事故当時、官邸や福島第一原発のリーダーであったとしたら、福島第一原発事故にあたってどう動いたか。セウォル号の船長の立場だったらどう動いたか。その事は考えました。
さすがにセウォル号の船長のようなあり得ない振る舞いをするとは思いません。が、それでもパニクって追い詰められた人間は何をしでかすかわかりません。
その時の人々の振る舞いを批難することは簡単でしょう。が、無闇に批難することは、あとで自分にも返ってきます。
まずは準備をすることでしょうね。本当に肝に銘じようと思います。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。