8月20日 即興アウトプットには良質なインプット。
8月20日ですね。
この土日に甲府に行っていましたが、甲府で久しぶりに雑誌を買いました。プレジデントです。
『どんどん本が読めるようになる』と言うタイトルです。
この雑誌を買おうと思ったのも、最近なかなか本を読む時間が取れず、私自身が危機感を感じているからです。
アウトプットは毎日のようにしているのに、インプットの数が足りません。すると、アウトプットの質は落ちてしまいます。
ちょっとまずいなと思っています。
対策としては、ネットニュースを読む頻度を落とすことだと考えています。
SNSはだいぶ前から他人の投稿はほとんど見ないようになりました。SNSに使う時間を考え、その時間を他のところに当てようと決めたからです。
ただ、それがネットニュースに変わっただけであれば問題です。疲れから隙間時間をニュースを眺めたつもりになっていたようです。
ネットだとなぜインプットの質が落ちるのか。これは、デバイスの表示方法の問題があり、脳が疲れてしまうからだそうです。それもあるでしょうし、あまりに細切れの情報がたくさん並んでいて、すぐに切り替えもできます。そのため、脳が処理速度が追いつかず、表面をなぞるだけでわかった気になってしまうのだと思います。
本はその情報の内容にかかわらず、1つのテーマできちんと構成されているため、脳に届くのだと思います。
私がなぜインプットを意識するのかというと、最近の弊社が共遊開発の頻度を増やしているからです。
お客様の場に行き、その場で対応方法を考え提案し、その通りに作ってもらう。お客様の実装作業を伴走する。これを弊社では共遊開発と呼び始めています。
共遊開発を行うには、その場で即興でアウトプットする質が求められます。
質とは、あらゆるkintoneと周辺システムの知識とお客様のビジネスだけでなく、ビジネスのフローに関する知識によって支えられています。
一方で、持ち帰り開発の場合は自分の時間で調べられます。ネットの記事を見ても、生成AIの力を使っても実装ができればゴールです。
要するに、アウトプットをするのに他の媒体の力を借りることが可能です。共遊開発ではそうしたごまかしが効きません。その場で自分の頭の中の知識が問われます。
アウトプットが貧弱だとお客様には相手にしてもらえなくなります。という事はインプットが大事なのです。
ただ、インプットもモチベーションがないと厳しいです。やらされてやるインプットは苦痛なだけですし。
何を持って自分のアウトプットとしたいのか。アウトプットによってどう自分は他人から認められ、生計を得たいのか。
技術の進歩によってアウトプットのあり方がどんどん変わりつつある今、それを見定めなけれぼなりません。
人々が求めるインプットは生成AIが最近必要な知識を出してくれるようになりました。生成AIの台頭は、機械が人の領域を侵食しつつある一例です。
そう考えると、人がアウトプットによって提供できる価値とは、対面で即興でと言うことになるでしょう。
それができない人は、どんどん仕事がなくなっていくのではないかと予想しています。
私の中でも、その辺のノウハウを文章化し、読めるようにしたいなと思っています。