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12月5日 後継者選びも考えなければ
12月5日ですね。
このような記事を見かけました。
サイバーエージェント社の藤田社長が今後のことを考え、後継者作りに着手するという内容です。
これを見て、私もそういう視点を持たねばならないと思いました。
もちろん後継者を育てる概念や考え方は持っていたし、そのつもりで人材育成を進めていたつもりです。
ですが、今の弊社はそのレベルに達していません。私自身がまだ経営のノウハウを一から学んでいるところです。弊社の業務も固まっているとは言えません。
そもそも、経営者自身がオペレーションに携わっているようでは後継者選びなど笑止。論外もいいところなのでしょう。
ですが、個人事業主の頃ならいざ知らず、人を雇った時点から、会社の継続も考えなければなりません。
仮に私が今いなくなったとして、弊社メンバーがそれぞれ別の会社に再就職を果たせたとしても、再就職してもらうにはスキルアップが欠かせないのはもちろんです。
それぞれにレベルアップが必須の時代です。
この先の未来がどういう風になるのか。
これからはAIが単純作業をほぼ一掃していくでしょう。
そうなったとき、職を失った人たちが、どこで働き、何で生活の糧を得るのか。
私にもその予想がつきません。
おそらくですが、職を失った方々に作業をしてもらうためだけの、何の生産性もない作業が敢えて残される気がします。
ブルシットジョブと言われるそうした仕事に就いて時間を費やしても、果たして賃金は保証されるのか。
資本主義の仕組みそのものも変わっていくはずなのに、従来の考え方にしがみつくリスクはさらに増していくでしょう。
あと、数年は私もkintoneエバンジェリストとしてkintone界隈での知名度は生かせるでしょう。
が、それがいつまで続けられるのか。
単純なSIerとしての作業の需要はどこまであるのか。そもそもSIerとしてこれから何に注力していくべきなのか。
後継者選びの前に、そうした難問を解決していく必要があります。
私の中だけでそういうことを考えなければならない状況は早く脱却し、皆さんにこの課題を共有し、後継者のことも考えるようにしてもらわなければ。
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