3月4日 品質追求の醸造所でもできるところはIT化。
3月4日ですね。
やまなしワーケーションで得た様々な手ごたえを、形にするためにどうすれば良いか。
訪問させていただいたMGVsワイナリーさんや、FAR YEAST BREWINGさんの醸造所の中はとても清潔で、品質を重視しておられました。また、人の手がかかる大変な作業は全てITの力を借りていました。一方で、まだ手書きのチェック表が残されていたりなど、工場ならではの事情も垣間見れて、参考になることが多かったです。
その徹底した品質へのこだわりが、世界で様々な賞をもらう成果につながっているのでしょう。
地方の「地」は地味・地道の「地」
という言葉をFAR YEAST BREWINGの山田社長からいただきました。結局、今できることを愚直にやっていくこと。それを突き詰めたところに正解があるのだと思います。
それは弊社にも言えることです。
ただし、愚直にコーディングをしていては、生産性は上がりません。その一方で、生産性向上という名の手抜きをしてしまうと、品質は下がります。
簡略化できるところはITやAIの力を借りて省力化し、お客様との会話の中で即座に価値を出すことに弊社の価値はあると思っています。
つまり、コーディングに長い時間かけるやり方はもう通用しなくなるという事です。
kintoneの伴走開発において、プラグインや拡張機能が積極的に使われています。弊社もそれに沿った運営にしていかなければ。
むしろ、弊社でもサービスやプログラムを次々と作り、積極的に対応するように切り替えたいと思います。
地方に行っても、世界に発信できる。地方にいても、日本中に案件が届けられる。
そう感じたやまなしワーケーションでした。
ただし、FAR YEAST BREWINGさんではリモートワークを全廃する方向にもっていくようです。品質を担保するためには、リモートワークではやはり難しいのでしょうか。
私にとってリアル出勤を行う最大の害悪は、ラッシュアワーだと思います。
例えば小菅村のようなラッシュアワーと無縁の場所であれば、リアル出勤に戻すのもありでしょう。
弊社がそれに追随する事はまだないと思います。が、出勤の苦痛を除けば、リモートワークはリアルに比べて生産性を落とすことは否定できません。
リモートワークでも品質と速度を担保できるような仕組みを作らないと。そう思っています。