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10月7日 野球の監督に学べること

10月7日ですね。

昨夜久しぶりにテレビのニュースを見ました。今年一年のプロ野球を振り返っていました。
ポストシーズンはこれからなのに、既に悲喜交々のストーブリーグが始まっています。

今年も三年間で結果を残せなかった監督が退任を表明し、一方で三連覇を果たした名将でさえ、チームの緩みを諫めるために辞任を表明しました。一方で、38年ぶりの日本一に導いた名将も2年間できっぱりとユニフォームを脱ぎます。

その一方で、就任1年目にして、いきなり優勝に輝いた監督もいます。


野球と言う競技は、他の多くのメジャーなスポーツ競技と違い、プレーに間があります。

もちろん、ラグビーのラインアウトやスクラムの前にも間はあります。アメフトでも同じ。キッカーもフィールドゴールを狙う前の間などはそうですね。

ただ、キッカー以外はほとんどがチームで一致させるための間です。

それに対して野球はバッターとピッチャーが対峙します。守備もそれぞれに広がっていて、チームよりも選手個人が持つべき間が目立ちます。

つまり選手個人のメンタリティーの整え方がとても重要な競技です。
だからこそ、野球は監督の存在がクローズアップされます。


監督がいかにして選手にモチベーションを持たせるかが重要になり、試合の流れでの監督の打った手が大きく試合の展開を変えたりするのです。

野球の場合、キャンプインやオープン戦からポストシーズンの戦いに至るまで、監督のマネジメントが重要になります。

アメフトやサッカーにももちろん監督がいて、重要な役割を担っています。が、選手の状態やモチベーションが間の取り方に結びつく野球の方が、名将としての存在がクローズアップされているように思います。

選手の言動、監督としての動きなど、野球は本当に見ていて面白いスポーツだと思います。


私は小学生の頃から野球史が大好きで、そうした本をたくさん読んできた事は何回か書いています。そこで得た考えは、経営者になった今、少しだけでも活かせている気がします。

もちろん私は名将と称される西本監督や三原監督、鶴岡監督、川上監督、広岡監督、森監督、上田監督といった方々には及びもつきません。

どうすれば彼らのようにチームを強くできるのか、切磋琢磨する毎日です。

今年のポストシーズンも時間があれば、試合をじっくり見て、どのように選手を見極め、適切な手を打てるのか、自分の経営に活かせるのか考えたいと思います。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
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