1月19日 お店のメニューは決まっている
1月19日ですね。
昨日の夜、家の近くのラーメン店に食べに行きました。
町田では有名なお店の2号店が出来たということで。
期待通りの味でした。
カウンターの前にはこだわりの原材料の説明が事細かに掲示されていました。
水や麺、チャーシューやその他の材料など、どれもこだわりで選り抜かれた内容です。
それを眺めながら、私は弊社には何が必要かを考えていました。
こちらのお店は原材料が売りです。
対して弊社の場合、原材料は何に当たるのでしょう。
kintoneではありません。
kintoneはデータベースやサーバーインフラや認証基盤が構築されたプラットホームです。適切な例えが見つかりませんが、あるところまでは高度に調理された高品質のレトルトといえましょうか。
それに対し、原材料にあたるのがC#やJavaScriptやphpなどの言語といえば通じるでしょうか。
いうまでもなく、シェフは私たちエンジニアです。
エンジニアは、途中まで完全に作り込まれたkintoneに、JavaScriptの素材を加え、お客様の味覚に合った形に調理します。
待たせることなく、手早く調理してお客様の味覚=業務を満足させることが努めです。もちろん、事前にお客様に味の好みを細かく伺い、お客さまの言葉から好みを察して適切な提案を行うことも欠かせません。
それによってお客様の業務改善も実現させるのがミッションです。
このお店のように原材料を選べれば、私たちは素材の良さを選ぶだけで事足ります。
が、私たちにとって原材料を選ぶ余地は限られています。
となると、調理の手順と迅速さで価値を出していかなければ。
しかもオーダーは次々に舞い込みます。
簡単な品から凝った品まで。懐石や満漢全席と行きませんが、フルコースを頼まれることもあります。途中で調理方法に変更が入るし、出す順番も臨機応変に変えねばなりません。
すごい繁盛店の厨房を見ていると、いちいちマニュアルを繰っていません。そんなことをしていたら間に合いません。
身体に身についたやり方を使い、反射的に対応できるように訓練しています。
ただ、それは手練れのシェフの場合。この道何十年の熟練者にのみ可能な技です。
今回伺ったお店は、メニューも十数種類と決まっています。
お客さまの個別オーダーは原則は行わないはず。
もし弊社が同じような形態を実現するとしたら、自社によるサービスを打ち出すしかありません。
kintone界隈ではそうしたサービスが乱立しています。
が、弊社には他サービスとの連携の道でその活路を開けるはずです。
おそらくすべてのお客さまのオーダーに応えていく方針だと、どこかで限界がきます。
今、kintoneとのサービスを提供している各社さんは、その限界を感じて自社サービスの開発に取り掛かったはずなので。
弊社も自社サービスの確立を目指そうと思います。
外注先が作るのではなく、自社で作るサービスを。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。