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7月5日 SAPなどのERPとkintone

7月5日ですね。

今記事を見かけました。

「SAPはなぜ使いにくいのに、世界中で利用されている? 日本に欠けすぎの視点」という内容です。
とても参考になりました。

というのも、私は今まで一度もSAPを扱ったことがないからです。
開発側としてもユーザーとしても。

ところが、ITを扱う身としてメディアを眺めると、いたるところでSAPの名前を目にします。どうしても意識せざるを得ません。


SAPとは何かをWEBで問えば、ERPシステムである、との答えが返って来ます。
ERPとは、「Enterprise Resources Planning」の略で、統合資源管理、つまり会社経営のあらゆる情報を管理することです。
ERPシステムとは、そうした情報を一括管理するシステムを指します。人事、経理、顧客、案件、商品、購買、販売、総務など。


そうした情報はkintoneでも扱えます。ただし、統合する際に設定やカスタマイズを行うことが前提です。
そのため、利用者の要望によって造りも千差万別になります。

SAPは基本的な部分がほぼ固まっています。いわゆるパッケージです。もちろん、カスタマイズもできるのでしょうが、基本部分が業務プロセスとして固まっているため、SAPを使っている会社間では帳票や入出力の仕組みが統一されています。
こうした標準化がSAPが支持される原因なのでしょう。


kintoneを主に扱う弊社がSAPを扱うことは今後もないかもしれません。
ただ、弊社のお客様の規模が少しずつ上がっていることから、いつかはどこかで連携の必要が生じるのではないかと予想しています。
また、SAPでなくても別の国産のERPとの連携の必要が出てくることでしょう。

なぜSAPが海外では支持されているのか。
kintoneなどのPaaSとは何がちがうのか。
こうした点は常に意識してシステム開発に臨みたいと考えます。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。