2月6日 地方で観光コンテンツを考えてみる
2月6日ですね。
CLS道東の翌日に大人の遠足篇として塘路湖でカヌーを漕ぎ。厚岸のカキキン オイスターバー 牡蠣場さんにて絶品の牡蠣とウィスキーの組み合わせを楽しみました。
もちろんコンテンツ自体もとても楽しく、仕事だらけの日々のリフレッシュになりました。
それとともに、地域の持つコンテンツの豊かさについていろいろ考えることがありました。
霧氷が樹に付着する幻想的な光景や、野生動物が雪景色の中で暮らしている様子がそこいらで間近で見られる。首都圏ではなかなかできない体験です。
厚岸でも、食事をしながら、目の前に広がる海に流氷の様な氷が流れていくのが見られます。もちろん厚岸のウイスキーや牡蠣がうまいのは当然。
こうしたコンテンツこそが、地域活性化の中心になる事は間違いありません。
私も最近では山梨を始め、様々な場所でこうしたご相談を受けることがあります。
ただ、私は観光振興が専門ではありません。ITとうまく組み合わせられないか、模索し考え続けています。
豊かなコンテンツとは、自然の豊かさを何もてらわず、そのまま提供するだけを指すのだと思います。
その時、ITは明らかに裏方でよいはず。
今回の道東の遠足でも、ITの出番はほぼありませんでした。
日常の延長のワーケーションも良いでしょう。ただし、少し足を伸ばして自然の中で仕事をする事だけなら、片手間で終わってしまいかねません。
コンテンツだけで勝負できるという意味では、コンテンツが単体で成立している道東の方が圧倒的に有利です。
では、首都圏に近い山梨や西湘で何が提供できるのか。
ここを考える必要があります。
日常の延長としているワーケーションから、長期滞在や移住に向けて組み合わせるにはどうするか。
道東の観光コンテンツは、明らかに日常の延長で片手間に体験するレベルとは段違いです。
首都圏から程近いことは、日常から隔絶した極上の体験という意味では弱いように思いました。
都市近郊の場合、大量に人に来てもらい、研修に使ってもらうとか。
道東ほどのレベルの違うコンテンツを提供しなければ、生き残れないなぁと思いました。
引き続き抜本的な打開策を探ってみます。