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9月13日 個とチームのバランスとは。

9月13日ですね。

このところ、スポーツ界でもわが国の躍進が目立ちます。

バスケットボールのワールドカップしかり、サッカーのドイツ戦のジャイアントキリングしかり、ラグビーのワールドカップしかり。

その原因はどこにあるのでしょう。

スポーツトレーニングの改善にあるのか、情報が広く行き渡ったことにあるのか。それとも、食糧事情がよくなったため、日本人の体格自体が少しずつ欧米に追いつきつつあるのか。はたまた国外出身の選手の加入によるものか。


私は、理由の一つは、国外出身の選手が増えたことにあると思います。

ただ、私は日本民族の血を引いた人だけが代表をやるべきとは思いません。

むしろ国外出身の選手は、日本の闘い方を変えてくれたとさえ思っています。

チームプレイだけでなく、個人としての闘志を全面に打ち出しつつ、仲間と共に高めあう。

明治以来、国外から多くのスポーツ選手が日本にやってきました。助っ人やコーチ、監督として。

そう言う人々が粘り強く選手としてのメンタリティを教え諭してきたこと。それが浸透してきたのが今につながっているのだと。

チームの枠に四角く押し込められるのではなく、チームの仲間とその枠を一緒に押し広げるくらいのメンタリティ。

その結果、チームの枠が金平糖のように歪な形になったとしても、枠の外にはみ出て結束を乱すようなことはしない。


なぜこんなことを書くのかというと、私自身が経営者として、枠に収まっていたのかなあと反省しているからです。

コンプライアンスや労働三法など、経営者として考えるべきことは多いです。最近ではビッグモーター社やジャニーズ事務所など法律を逸脱した会社に対しての視線も厳しくなっています。

そんな中、経営者になった私も自分を枠の中に収めてしまっていたのではないか、と反省しています。

わたし自身が枠を四角く作ってしまい、弊社の可能性を狭めているのではないか、と。


特に最近は個人としても停滞していると感じる最近のわたしです。
チームワークはもちろん必要ですし、一人の力には限界があるのは当然です。

人はそれぞれなので、枠を広げる役割だけではなく、常に細かくメンテナンスする立場の人がいても良いし、現状維持を望む人がいても良いでしょう。


ですが、チームワークは尊重しつつも、個人の力をもっと出し合おう、わがままを言い合おう、チームの枠をもっと外に広げようとする気持ちは持っていなければ。

そうしなければ、将来に待つのは、昔の我が国のスポーツのように、たまに特定の競技で優秀な成績を収めても、メジャーな競技では二流に甘んじる状態、つまり井の中の蛙状態です。

まず、わたしが範を示さなければならないのでしょう。

わたしと同じ志とスキルの持ち主をもう一人加えることも検討しなければ、と考え始めています。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
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