1月24日 自己暗示をかけ生を変える
1月24日ですね。
車椅子テニスの国枝選手が引退を発表されたようです。
偉大な選手です。ところが、私は国枝選手のことをよく知りませんでした。
ロジャー・フェデラー選手が「なぜ日本のテニス界から世界的な選手が出ないのか」と問われたときに、「何を言っているんだ君は?日本には国枝がいるじゃないか」と答えたとき、私も自分の無知を恥じて国枝選手のことをよく調べたくらいなので。
このエピソードは、ここ十数年の間に私が自分の無知を思い知らされたエピソードで五本の指に入ります。
さらに、障害者向けスポーツに対して私が無意識に軽んじていた証しではないかと恥じました。
ブラインドサッカーやアンプティーサッカーの試合を観たこともあるのに、車椅子テニスの実情は知らずにいました。
私の中で記憶に残る国枝選手のエピソードはもう一つあります。
それは、「オレは最強だ!」の話です。
自己暗示。この重要性は私も声を大きくしていいたいです。
2015年ごろ、法人設立に動き始めた私は、自分の日々の暮らしの一つ一つを細かく振り返り、改善を始めました。
つい弱気になる自分を変える。そのために私が始めた取り組みはいくつかあります。
例えば。
・バスに乗っていた時、自分の降りるバス停のチャイムを自分が押す(人任せにしない)
・トイレの小便器に立つ時、常に真ん中に立つようにする(自分を当事者の中心にする意識)
・横断歩道で、信号が変わった瞬間に動く癖をつける(瞬発力を養う)
・エレベーターに乗った時、自分の目的階をのボタンを押したら、エレベーターが閉まるまで待つ(人に任せるところは任せる)
これらは全て自己暗示です。「オレは最強だ!」と同じく。
占い師や自己啓発セミナーやコンサルタントに頼らなくとも、こうした取り組みだと安価で手軽に成果を挙げられます。
教材も壺も不要です。
人生が変わりますよ。ただしすぐには無理です。国枝選手は一年以内に世界一位に上り詰めたようですが、それはそれまでにも長年の努力をしていたから。
今から人生を変えるには数年単位で自己暗示をかけ続けなければ。
とはいえ、私もまだまだ未熟です。国枝選手を見習って自己暗示をかけていかなければ。
まずは弊社のビジョン、バリュー、ミッションに常に読み返すようにして。