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2月9日 地方の活性化は行政の力が欠かせない
2月9日ですね。
今朝まで大樹町の晩成温泉に泊まっていました。
今回、十勝のあちこちを車で移動しています。
歩道や畑に雪がこんもり積もっている光景を目にしました。雪が当たり前の状態です。
その状況に比べ、車道はきちんと除雪されていて、全く車で移動するのに支障がないことが印象に残りました。
除雪されているのは幹線道路だけではありません。街中の道路もかなり
整備されています。
雪国としての準備が周到にされていて、長年の経験は伊達ではないと感じます。
これもまた行政の整備の賜物だと思います。
その一方、最果ての場所に行くと、この先は除雪がされないと言う記述とともに、人を拒絶するように雪が道を塞いでいる箇所を目撃しました。
そこでも行政による整備がされていないと、生活もままならない、そのありがたみを感じました。
このような状況を目にすると、税金が生きた使い方をされていると実感できます。
ただ、北海道のあちこちを移動すると、やはり町の中心部とそれ以外では街の賑わいが段違いに違うことに気づきます。
例えば、帯広と大樹町では全く違います。大樹町と中札内村にも違いがあります。帯広と札幌、札幌と東京でも。
都会と地方の差が如実に出てしまっていて、それは税金の投入ではどうしようもないことを感じます。
地方をどうすれば活性化できるか。
街の賑わい創出の上で、税は着火剤となるべきです。
税によって着火された状態に民間が煽り、それを燃え広がらせる。
もっと活性化できる案はまだあるはずです。
ただしそれがかつての地方創生金のようなハードウエアの整備ではダメなことは証明されました。
ソフトウエアの部分を整備しなければ、投入した資金は無駄になってしまいます。
それによって町に繁栄をもたらすことが、弊社のような民間としてやるべきなのでしょう。
今回もそうした取り組みをさせていただくきっかけがありました。この後もいろいろと動きます。
なんとかして地方を活性化し、都会と地方のさまざまな格差を取り除きたい。
都会の混雑をさらに緩和し、地方にその賑わいをお裾分けしたい。
弊社はそうした活動に活路を見い出したいと思っています。
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