【終焉剣闘旅】シブヤ・ザ・カオスタウン(4日目)
ふぅ、良い映画だった。午前、俺は渋谷TOEIで映画デリシャスパーティプリキュア夢みるお子様ランチをきめてきた。ロードショーしてから結構時間が経ってやってる映画館が少なかったので探すのが大変だった。そして渋谷TOEIも2022年12月4日をもって閉館することになる。最後の最後で楽しい時間をくれてありがとう、渋谷TOEI。
お料理の映画を観てたら腹が減ってきた。昼飯だ。
この前フォロワーに教えていただいた24時間営業居酒屋の山家にやってきた。24時間飲めるなんて最高すぎる。さすが日本、のん兵衛パラダイスだぜ。
まずはホッピーだ。初めて飲んだ時はなんじゃこりゃもう二度と飲まんわと思ったけど今やすっかり愛飲している。ザ・リーサルウェポンのおかげだね。影響を受けやすいね。
アスパラとべーコンを炒めたやつ。昨日は肉が多めだったので植物繊維の摂取を意識していたがアルコールで自制が効かなくなってこのあと焼き鳥3本注文した。
調子が乗ってきた。はしごする。ちょうどすぐ5歩離れないところに同じく24時間営業居酒屋の小倉山がある。
超炭酸だってよ、楽しみだぜ。
牛すじ煮込みとハブボール。マジでハブ成分が入ってるそうだ。美味いけど炭酸も超っていうほど強くはない。何なら缶ハイボールの方がまた強い気がする。まあ注ぎ時点から炭酸が飛んでいく店のハイボールと飲む直前まで炭酸を金属容器に圧縮する缶ハイボールと比較するのは不公平なのかね?
対照するためにジムビームハイボールを追加。うん、やはり缶の方が炭酸が強い気がする。けど美味い。
飲み食いはここまでにしてそろそろ行くか、東京アニメセンター。
プリ手シリーズとアイカツ!、アイドルデータカードダスの二大タイトルがコラボライブをやる。そして俺は筆が重いせいでこの記事を書いている時点ですでに終わっている。ご存知の通り俺はアイカツを通して最新にして最古の偶像観に開眼し、さらに最近はプリ☆チャンアイドルとしても活動している。来日中にこんなイベントがあったら見逃すはずがない。
時刻は2時ちょうど、また当日券が売れている。冨樫義博展ほど人気ではなくってよかった(よかったのか?)。
会場は特定エリア以外撮影は可能。専用アプリで壁に貼ってあるQRコードをスキャンすれば伊達花彩さんと廣瀬千夏さんによる音声ガイドが聞ける。各作品を紹介するギャラリーを経て、楽屋を模した通路に入る。
もうこれで十分感傷的になっていたが、次の角を曲げると、そこに俺を殺すための機械が設置されていた。
何ことにも動じぬ俺の冷え切った石のハートが震えた。運命め、やりやがったな!俺は初代DCDアイカツ!筐体の前で立ち尽くし、思い浮かべた。初めて筐体の前に座る緊張感。屈辱の初ライブ。レアカードを引いた時の興奮。カードがダブった時の落胆。連続Nカード時の憤怒。コーデが揃ってスペシャルアピールを出せた時の感動。少年少女の中に交じってレッスン大会にエントリーする居心地の悪さ。1プレイ限定の友情。すべてが養分となって、今の俺が居る。データカードダスアイカツ!がなかったら、俺は金を投資とかに使ったりナンパしたりしてもっと充実の生活を送れたかもしれない。けど俺はお前と出会って、楽しいことがいっぱいできた。本当にありがとう。お前に触れている間、俺はアイドルでいられた。
俺が最後にこの筐体を使ってアイカツしたの三年前だ。三年ぶりにこの筐体を見た俺がれほど切なくなるなら、10年間DCDでアイカツしてきた古参がここで泣き崩れたり爆発四散したりしない?
プリティーリズムの筐体もあった。プリズムストーンは本当に石を売っていたことに驚いた。
静かに陳列されている剣闘士衣装だ。たまらぬ。むしろ俺が着てみたい!服が全部Sサイズだからたぶんいける。
コラボ衣装。たまらぬ。むしろ俺が着てみたい!
壁一面にファンたちの思いが。
日本のみならず他の国からもメッセージが届いている。俺は書かなかった。
ブレインサンダーのマークを発見。センスいいぜ。
さて売店だ。特に何も考えずバケツにグッズを入れたらいとも簡単に万を超えた。円安で助かる。ちなみに星宮いちご、大空あかり、虹野ゆめの三名は通常サイズのアクリルスタンドはすでに完売していてカースト上位者っぷりを見せている。
楽しかった。そして疲れた。一旦ホテルに戻って休もう。俺は銀座線に乗るべく駅の方に向かった。そして迷った。だってメトロって地下鉄じゃん?地下に入って乗るじゃん?矢印に従ってどっかのデパートの地下に入って、また地上にでる。さんざん翻弄されたあげくやっと見つけた。
改札が三階にあるなんて思いもしなかった。あとで知ったけど渋谷は名の通り谷で周辺より標高が低いため、駅が階上にあるのは理にかなっている設計だと。鉄道大国恐るべし。
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この夜は相互フォロワーの遊行剣禅さんと総理官邸近くで辛い麺メントしたあと11時閉店まで飲んでオタトークしていた。お久しぶりというか彼と二人だけで会うのは初めてなので、最初は互いを探ったり話が合わなかったりしてハニカム顔で睨み合うことが多くて面白かった。酒が進むにつれて互いがOPENな気持ちになり最終的に盛り上がった。
彼はお土産に自作小説と珍しいビールを3本くれた。ありがとうございます。
LAWSONに寄ってビールを購入してホテルに帰ってシャワーヘッド浴びたらもう日が変わった。寝て、起きたら帰国の準備だ。
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