記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

今更MIU404ディレクターズカット版を見ての感想つづり

MIU404は当時に放送当時に視聴済みではあるものの、ディレクターズカット版はずぅっと勧められていたものの見たことがなく、せっかくU-NEXTに1週間分課金したのでその間に一気に見ていこうと思った。

と思って見進めてたらあまりにも情緒〜〜〜〜〜〜〜〜〜となったため、Xで書き散らすこともしづらくnoteにただメモ的に書き残していく。ちなみに見直すのも久々なので、そもそも元の話を覚えてないというか細かい話も忘れながら見てる。

あと当たり前のようにネタバレしか含みませんのでお気をつけください。そして100%ただの個人的解釈・個人的感想の叫びなのでなんの裏付けもありません。簡単にひっくり帰ります。めんこのように。


#01 激突

あ〜最初のよそよそしさ懐かしい。さん付けしてたね、そういえばね。てか、相棒をなくした後に機捜に配属されて、傷心のなか慣れ親しんだ陣馬さんと組むと思ってたら知らない人と組むってなったからシマちゃん調べたのか。普通新しい人くるってなってもそんな調べんやん。だって放っといたらすぐくるし、話せばいいだけだし。もちろん相棒来るまですることなくて暇だったっていうのもあるにせよ、別に他のこともやろうと思えばできるはずなのに伊吹のこと調べたのは“相棒”という存在をしっかり知ろうって気持ちが、前の事件のことを踏まえてあったからだよなー、たぶん。

あとすごーーーーく今更なんだけど、感電の歌詞とドラマの展開がちゃんと一致してるね?????いや、もちろん何度かみてて、すごくいいところで音楽入るなっておもってたし、かっこいいエンディングだなと思ってたんだけど、歌詞と展開のマッチ度を全然みてなくて。

ということでここから毎話、歌詞と展開だけにひたすら着目してみるようにしてみた。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロの「チャラチャチャチャチャッチャッチャッ〜〜♪」が流れ始めたのが、志摩が対象逮捕した時

    • そもそもこのイントロが流れ出すのってクライマックスだからだと思ってたけど、今回のドラマの命題である「人は誰でも何かのスイッチで進む道を間違える。誰と出会うか、出会わないか。この人の行く先を変えるスイッチが何か」ということを踏まえると、行く先が決まった(展開が決まった、結果が変わらない確定演出)に入ったときに流れてるんだ。と今更ながらに気づいて演出えぐ〜〜〜〜〜〜〜となった

  • 「回り回って虚しくって 困っちゃったワンワンワン」の歌詞のタイミングで、伊吹の台詞が「よかったな、誰かを殺す前に捕まって」

    • 2人の頑張りによって“間に合った”、対象が誰かを殺すところに展開が進む前に方向を変えられた。「回り回って」たくさん動いた2人の行動の結果がそこに結びついたってことか〜〜〜〜〜警察わんこのワンワンワン。ポリまるくん

  • 「たった一瞬の」のところで、迷子になってたおばあちゃんとお孫さんが再会

    • ”たった一瞬のきらめき”、ドラマで後述される、救えた人の数と救えなかった人の数に繋がると思うけど、たった一瞬の救えた人たちの存在がきらめきなのね。これ2話以降もちゃんと「きらめき=救われたシーン(間に合ったシーン)」が流れるようになっててうああああってなってる

  • 「このきらめきを 食べ尽くそう二人で くたばるまで」で伊吹と志摩それぞれの満足そうなカット

    • つまり2人でこの救えた数をいっぱいいっぱい増やしていこうってことですね。尊い。ありがとう、くたばるまでってつまり定年ってことだと思うんですけど、いやもう何、プロポーズかよ

  • 「そして幸運を 僕らに祈りを」のところで、今後の道交法の改正されて未来の話

    • たった一瞬救えたとして、その先に繋がる救いになるのかどうかはわからない。救えた数より、救えなかった数が多いかもしれない。けど、救えたという小さい事実がその先の大きな救いに変わる可能性があるんだよなっていう、未来への祈りの歌詞の時に未来のいい話もってきてるのねー、なるほどよ

  • 「お前はどうしたい 返事はいらない」で桔梗さんに怒られてお返事の2人揃った「はい」

    • 第1話の最初のお返事は二人揃って「はい」なのいいよね。まだお互いにお互いのことそこまで知らないけど、これはどっちにしろ返事聞かなくても「はい」ってわかるよね、お互いにね。

  • 歌2番に入るとおまけストーリー

    • 話のメインの補足ストーリーを歌の2番で展開してるのは、基本1番でバディ組んで、2番は2人の日常の仕事の様子と、2人の距離が近づいていってる描写だから、細かい話の裏を見せてくれてるってことなんだな?

    • この後、志摩の回想に繋がるところもいいよね。「肺に睡蓮〜」の歌詞のところ、意味わからなかったけど、お互いのこと指してるんだろうなって思ってたら素敵解釈見つけたのでリンク

    • もし仮にそうだとしたら米津玄師様はまじ神様すぎるんだけどなんなんだよ????ありがとうございまああああああすうううううう

  • 最後のサビ「たった一瞬の このきらめきを 食べ尽くそう二人で くたばるまで そして幸運を 僕らに祈りを まだ行こう 誰も追いつけないスピードで」のところで、伊吹の満面の笑みで「機捜っていいな。誰かが最悪の事態になる前に止められるんだろぉ。超いい仕事じゃ〜ん、な!」になるとこ

    • いやこれまじ神演出すぎるじゃんって本当に今更なんで2024年に見て思ってるのやらってかんじなんだけど。『2人でかけがえのないきらめきをたくさん食べて(間に合わせて救って)いこう、この先ずっと。いい未来がくることを祈って、2人で走って進んでこう』って歌詞で言ってるときに、伊吹のこの台詞ぞ??????とち狂うほどすごくない?

    • 台詞と歌詞と演出が噛み合いすぎてて言葉にできないけど、伊吹が言った台詞はもちろん心からの本心で、でも志摩も心のどこかでそうおもってて、それを言語化してくれたのが伊吹で、自分にはない(でも本当は持ちたかった)気持ちをもって、一緒に突っ走ってくれるのが伊吹って気づいた2人のバディ結成の瞬間、なんだよね。えぐいわ。

  • 「稲妻の様に生きていたいだけ お前はどうしたい? 返事はいらない」で、志摩の伊吹に対する感情と評価

    • 感情がプラスに転じつつ、まだ機捜から戻すかどうかの”返事は保留”なんだよね。第1話の返事は保留なんだよな〜〜〜〜〜〜〜〜まぁまだ結成したばっかりだからね、この先ずっといるかどうかのプロポーズの返事はまだですよね。そうね。

#02 切なる願い

殴った謝罪を撤回するって言った志摩に「時は戻らないよ」っておちゃらけていう伊吹を見つめながら「そうだなぁ」「時は戻らない。人の命は帰らない、どんなに願っても」って元気よくほうとうをすする伊吹を見ながらいう志摩ちゃんてばも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

はい、で、その後の「お前は長生きしろよ」ってもう、完璧に「誰をなくしたの?」って聞かせたいフラグでしかないのだが。でもそこで伊吹が何も言わないんだよね。まだ、相棒歴短いからなんだろうなとおもう。まだ2話だからね!!??

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 第1話と違って、間に合わなかった(すでに殺人を起こしてしまった)人が逮捕対象。だから志摩が「理由はどうあれ取り返しがつかない」、伊吹が「お前…ばかだなぁ…!殺しちゃだめなんだよ!!相手がどんなにクズでも、どんなにムカついても、殺した方が負けだ」って台詞は、間に合わなかった対象に対する確定演出の台詞でもあり、取り返しがつくところで止めたかった2人の想いだよね。特に伊吹の「相手がどんなにクズでも、どんなにムカついても、殺した方が負けだ」はドラマラストの久住との対決で伊吹自身にはねかえる台詞なんだろうな

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 今回は対象に伊吹が手錠をかけるシーンだった。間に合わなかった、無実ではなかったから2人が望んでた救いではないんだけど、でも逮捕することによってそれ以上の間違った方向に進むのを止められた、という「2人にとってのわずかな救い」なのかな

  • 「肺に睡蓮 遠くのサイレン」

    • 伊吹と志摩が仕事を終えたけどどうしようもなく、どうしたらよかったんだろう、どこで何ができたんだろうって考えてるんだろうな。間に合わせたかったし、殺しててほしくなかったんだよね

  • ラストのサビ

    • 同行させられてた夫婦が対象に優しい言葉をかけて、その気持ちをお辞儀で返すことで圧倒的に「救われた」シーンだった。

    • だから伊吹もちょっとホッとして「あ〜腹減った〜」になるんだな。安心するとおなかすくからね

  • 「お前はどうしたい 返事はいらない」

    • 歌が終わって志摩が「殴って悪かった」ってドラマ冒頭からのお返事で、そこでシマちゃん!って伊吹が頭撫でてかわいがるのって「許したよ」って返事はしてないけど、愛し合う様に喧嘩して愛が深まったやつってことだよね。うん。

    • その後「俺たち、いい相棒になれそうじゃん」って伊吹がいったのに対し、返事が「結構です」って志摩が返事したのは、返事であって返事じゃないというか「結構です」にかかってるのは伊吹のいう“いい相棒”であって、相棒でいつづけることについてはまだここでもお返事は保留だよね。いやある意味返事してるんだけどな。だから「返事はいらない」のか、そっか。

#03 分岐点

桔梗さんのラブラブコールを聴いてニヤニヤする伊吹。「これを躾るのはあなたの責任よね」といわんばかりに志摩を見る桔梗さん。そしてちゃんと伊吹を嗜める志摩ちゃん。はいかわいいかわいいかわいい〜〜〜。

このとききゅーちゃんのこと、志摩は「九重さん」って呼んでるんだな、まだな。壁あるよね。というか昔の俺に近いって思ってるのかも。でも、きゅーちゃんにとって志摩ちゃんは出会えたかけがいのないスイッチなのよな。

ここでポイントになる自己責任ってワード、重いよな。正しい道に戻れるか、取り返しがつかなくなる人もいる。第1話では逮捕することによって正しい道にもどれた(戻れたと信じたい)、第2話ではすでに取り返しがつかない人を逮捕することによって未来に繋げた(繋げられたと信じたい)というとこからも第3話は「戻せた人と戻せなかった人がいた」の回答なんだよなー。これがまた憎い演出だよっていうか、当時も思ったけど、ここで久住でてくんのすんごいよね。

「この人の行先を決めるものは何か、その時が来るまで誰にもわからない」

って、ピタゴラスイッチを辿って行ったボールが落ちそうなところで、伊吹がキャッチしてきゅーちゃんの元に返してあげるのって「こぼれ落ちそうな人を元に戻す(間に合った)」ってことだよね。それを受け取ったきゅーちゃんへのQなんだよね。君はどうするのっていう。

「社会全体でどれだけそういう子供達を掬い上げられるか。5年後、10年後の治安はそこにかかってる」って桔梗さんの言葉好きだしときめいちゃう伊吹もわかるよ

「すっごく、早いですよねぇ」っていった志摩をパチパチみる伊吹好きかわいい。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 伊吹が落ちそうになって志摩ちゃんが手を伸ばして落ちない様に掴むシーン。ここでイントロが流れたことを踏まえると、なんらかの確定演出なんだけど、まぁこの後2人が水に落ちて助かることの確定演出じゃなくて「2人が相棒である」ってことの確定演出なんだろうなっておもった。あと、”落ちる”ってワードからはどうしても志摩の元相棒の香坂くんが思い浮かぶけど、手を伸ばして間に合ってる。今度は、相棒の窮地に間に合ってるんだよな〜〜〜〜つまり末長くお幸せにって意味のイントロ始めと解釈しました

  • 「真実も道徳も 動作しない イカれた夜でも」

    • 手を伸ばしたけど届かなかったきゅーちゃんと、夜の街に消えちゃったナリくん。伊吹と志摩の2人から投げられたエクスキューズがきゅーちゃんとナリくんに向かってて、まだこの時点では答えが出てない

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 捕まった高校生たちが互いに涙するところを見ながら、しっかり大人の目線で見つめる伊吹と志摩。これは間に合って正しい道に戻せた組と、前段のきゅーちゃん&ナリくんの方の「答えが出てない」ところに対する対比ってことなんだろうね

    • この後、ナリくんがまだ家に戻ってないって話題のときに一瞬きゅーちゃんの顔がうつるけど、この時の表情って「なんで帰らないんだ(自己責任)」って思ってそうだよね

  • 「正論と 暴論の 分類さえできやしない街を」

    • 実名と素性がネットで公開されて誹謗中傷まっただなかになってしまった事態を憂う桔梗さんのシーン。これ歌詞まんまで誹謗中傷してる人達へのディスなんだね。悪いことした人がいる、だから正しいことを言ってる自分は正しい。でもそれは暴論になっているかもしれないってことだもんな。こんな直球ど真ん中のディスだったのか……最高じゃん

    • 「罪を裁くのは司法の仕事。世間が好き勝手に私的制裁を加えていい理由にならない」って桔梗さんの台詞を世の中の誹謗中傷に自動的にリプがつくbotを誰か開発しよう

  • 「肺に睡蓮 遠くのサイレン」

    • 仕事の報告終わって話冒頭の桔梗さんのラブラブコールのお相手の話の答えに辿り着く、伊吹と志摩のそれぞれの反応。“デート”って言葉に直球で目を見開く伊吹と、唾を飲み込む志摩。響き合ってんね

  • ラストのサビ

    • 桔梗さんの息子さんとハムちゃんが水族館で楽しんでるシーン。間違いなく救いのあるシーンで、これって桔梗さんにとっても救いだし、四機捜のメンバーにとっても救いだし、この時は明かされてないけどハムちゃんにとっても救い(あまり外に出歩けないけど、こうして水族館楽しめてる)なんだんだよね。

    • 隊長に子供いるって知ってたら志摩ちゃんがきゃっきゃうふふだって誤解しなかったのにな〜〜って伊吹の台詞をただ見るだけで返事しない志摩。そう、返事してないんだよな。このドラマにおいて返事するしない(双方向のコミュニケーション)って1つの要因だと思ってる。「へー」って感想もらして「伊吹の勘は当てにならないって思ったでしょ」って言われてるけど、これつまり勘が当たってるってことなんだよね。まぁもう視聴者は全員知ってるけど桔梗さんに対しての憧れは志摩ちゃんにあるんだよね。あるんだよね〜〜〜〜〜〜

  • 歌終わったあと

    • 第2話からそうだけどぉ、歌終わった後に先の展開の確信につく話題ぶっこんでくるんなんなん。こわいよ脚本。すごすぎじゃろ

    • きゅーちゃんのミスで机から今度は「落ちちゃった」球を見る、伊吹と志摩ね。落ちちゃった球を、これからまだ正しい道に戻せるのか?という2人にとってもエクスキューズなのか、これは。

#04 ミリオンダラー・ガール

ずっと「ねぇねぇねぇねぇ」って子供みたいに陣馬さんと志摩に話しかけてる伊吹かわいいね。パパに立候補しようとして「こいつまたバカいってるよ」って顔して伊吹みる志摩もいいよね。タイガーマスクごっこでランドセル送ってしょんぼりする伊吹可愛すぎ。

ここで「みんなそんなにいいことしたがってるんだなぁ」って台詞がラストの展開に繋がるのか、なるほどな。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 「募金とかしたことなかったんです。最後に1つだけ、お願いします」って笑顔で、うさぎを海外に発送したシーンでこのイントロが流れたということは、無事にうさぎちゃんは海外の必要としている女の子たちをサポートする人たちの手に届いたんだろうなと、救いになったんだろうなと信じられる。あと少なくとも彼女にとっては最高の救いだったんだろうな、ここまで彼女自身ではどうしようもできない色々な作用でここまで来てしまった、時は戻せないけど最後の道を彼女は決められた。

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 預けた荷物の業者のトラックが横を走り抜けていくシーン。これで間違いなく彼女は救われたんだよね。それを推理でおっかけてった2人にとっても、救いではあっただろうな。

  • 2番の歌の時

    • 「彼女の人生はなんだったんだろうな」って志摩の台詞に「何言ってんだよ志摩ちゃん、そんなの俺たちが決めることじゃないっしょ」っていう伊吹。様々な出会いで人の行先は変わる。でもそれが意味あるものだったのか、いいことだったのか、救いになってたかどうかは本人にしかわからないし、彼らの日常はその手前「救いになる可能性をずっと追いかける」ことだから、伊吹の考えがある意味救いでもあり、2人の共通の行動指針になったんじゃなかろうか

  • 2番のサビ

    • 「家のことくらいしかできないし」というハムちゃんに「必ずあなたを自由にする」って意志を伝える桔梗さん。次の救い(きらめき)を必ずハムちゃんにもたらせる様に、今回の被害者のようになってしまわないようにという祈りと決意

  • 「肺に睡蓮 遠くのサイレン」に入る前に消えた歌

    • 「お前の本性が死にたいやつだったとはなー」っていう伊吹。本来ならここは、2人のそれぞれの想いや立場が響き合って、次につながる(相棒として強くなる)はずなのに、その歌を切って、この台詞いれたってことは、このドラマの抱える確執の1つだからなんだろうなー。新たな問題提起ということか。ここで伊吹が「2度とするんじゃねーぞ」って言った言葉にたいしての返事が「合点承知の助」っていう、合点してない時の返事をしてるし、返事をちゃんとしてるっていう点でも、2人が噛み合ってないって証拠なんだろうな……


#05 夢の島

このコンビニ行きたい。「しっぽふるな」って伊吹に志摩ちゃんいうてるけど、やっぱりわんこは公式なんですね。きゅる感が伝わって喜ぶ伊吹かわいいな。

ガマさんと伊吹のシーン増えててよき……このときの伊吹が志摩をどう考えているのかがわかるし、志摩に対する不安が可視化されるのもここで初めてかな?ガマさんに対する信頼度の高さもな〜〜〜〜これどういう風にあとから生きてくるのかとおもったけど、あんな風にいかしてほしかったんやないんや節子。

伊吹だけが犬なのかとおもったら、バーの外でウイスキーから逃げ出した志摩に対しても「忠犬ハチ公」って言ってるから、まぁどっちもワンワンなのは確定ですね、はい。あのビル、よく行く居酒屋さんのあるビルだから、あそこで撮影してたのか〜〜〜〜って見るたびにそわそわしちゃう。

「それ志摩の話?」って伊吹が突っ込むのは、ガマさんに言われたことを踏まえてだろうな。でも歩み寄ろうとした伊吹に、伊吹が「こうしたい!」って操作の希望出して、ちゃんとハンドリングしてあげてるの愛感じますよね。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • ミズモリさんが「くるな〜〜〜」ってマイちゃんに叫んでるところからスタートしたイントロ。すぐに場面変わって二人であじさい見に行ってるシーンになるけど、つまり「同じ景色を見てても違うものが見えてた二人の道は別々になった」という確定演出だと思った。

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 救われた方のマイちゃんに日本を好きになってもらうために、食べたことないものを披露するって流れなのかな。その特定技能1号の資格挑戦についても触れているし、日本のこと嫌いにならずに済んでよかった、頑張ってよかったって。そう思えるマイちゃんの笑顔、そして次の未来に進むマイちゃんと、また日々の仕事に戻る二人の対比ね〜〜〜。「ミズモリは少しは楽になったんだろうか」って志摩の独白に「むじーな!」で返す伊吹。これ次の6話のフラグかな。志摩が楽になってないから、そうしたら楽になれるのかなっていう。

    • 今回2番の歌がなくて、ガマさんの「大丈夫なのか、そいつ」って台詞の回想が入るので、次の6話に志摩の確信に触れるフラグですよね、やっぱりね

    • というか、最後にナイトクローラーRECの動画のバスが起きるけど、これも久住の仕込みってことになるよね?後半で久住の仕込みでインフルエンサーに短期で成り上がった人たちがいいように使われてるし。だからバズらせたのは久住なのかなー。そもそもあのコンビニ強盗の件もあそこに撮影にいかせたのが久住の可能性もあるのか。

    • てかこの話最後にナリくんが久住に叫ばされてるシーン出てくるな???つまり「世の中に向かって憤りを叫んでしまう」ことが、ある意味、ここでは落ちてしまったこと(道を逸れてしまったこと)の判断でもあるってことかな。

#06 リフレイン

この回、本当に混乱したよ最初。志摩さんの回顧の念と実際の記憶がごっちゃで出てくるからさ。志摩が悪夢見て起きちゃった時、伊吹もほんわり起きてるけど、これたぶんいつもなんじゃないかな、悪夢見て起きちゃってたの。前は気にしてなかったけど、改めて気にする様になった的な?

2話で「時は戻らない」って言ってた言葉がここでつながって「事故、俺はそうは思えん。悔いても悔いても時間は戻らない」って言葉を吐き出したとに、伊吹が時間を戻す旗を見つけるのね。本当に香坂くんのアシストであったとしてもおかしくない。香坂くんが事故った階段で同じ様に滑り転びそうになるのも体感して判明することだしね。

伊吹の呼び出しに「なんだ、いかねーよ」って切り捨てようとするのに、相棒からの呼び出しにもう答えないことできなかったんだろうな。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 「はい、必ず伝えます」って志摩が返事をするシーン。いろんな解釈ができすぎるくらいできすぎる回なんだけど、そのうちの1つを一旦自分の中で選ぶとしたら、志摩が香坂くんとやっと向き合って言いたいこと伝えて先に進む決意ができた確定演出なんだと思った

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 「お前の相棒が伊吹みたいなやつだったら」っていう志摩にとって、伊吹がどれだけ救いなのかっちゅー話ですよ。俺こそが裁かれるべきなんじゃないかって思いながら走り回ってたなかで、相棒の伊吹にたくさん救われてきた証だよね。だからこそ、俺じゃなくて伊吹が相棒だったら、香坂に違う未来があったかもしれないって、また自己嫌悪して。でももう目を逸らさないと決意したから、それを胸に抱えて次に進めるんだろうね

  • 2番の歌

    • 二人の関係性を描写されることが多い2番の歌のときに、伊吹から「何話したの」って聞くのねー。というか、志摩がやっと話せたことを汲み取ってるところがね、もうね。刑事やめたりしないよな?ってなんでもないように言うところも、含めて志摩の抱えてたものに遠慮なく突撃していっちゃうんだもんなー。

  • 最後のサビ

    • はい、ここで2話で「お前は長生きしろよ」のお返事、「安心しろ、俺の生命線は長い」いただきました〜!!!!!!!

    • 動揺を飲み込んだときに出る志摩ちゃんの喉が動くクセでてるね〜〜〜泣いちゃいそうだったのを堪えたんだね、よしよし。泣いてもいいのよ。

    • 肺に睡蓮〜の歌詞が今回飛ばされてるのはもう、話の中で二人が十分響き合ってるから歌詞で表現する必要なかったのだなと判断。

    • 歌が早々に終わる時は絶対何か違う問題起きる時だからな。いやもっと余韻ください。


#07 現在地

癒し回として有名な7話。何度見ても癒し。6話で2人の距離がグッと縮まった(というか志摩が作ってた壁がほぼなくなった)おかげで、まさかの珍しく意気投合するところも見せてくれる。ありがたいね。

作中でずっとニャンニャンいってるのは、2番の歌詞の二人の日常描写かつ二人の関係性の描写回っていう意味もあるんじゃないのかにゃ〜。歌詞と脚本どっちが先かはわからないんですけど。いや、普通に考えて脚本が先だとはおもうんだけど、米津さんの歌詞はなんか意味が深すぎて、どこまで作家さんとシンクロしてるの?解釈の幅広えぐすぎん?ってなるので、ちょっと混乱してる。

ディレクターズカット版にはいってた、けんさんの椅子にメロンパン置いてサングラス外して手をあわせる伊吹、いいこ……っていうかディレクターズカット版に踊りシーンいっぱい入っててかわいいな。伊吹ノリノリだし、ノリノリ伊吹みながらメロンパンほおばる志摩よ。平和か。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 刑事35年頑張ってきた、父として20数年あったはずだけど自分は何もできなかった、だから息子のやったことは息子の頑張りっていう時にイントロが入ったということは…刑事としてずっと頑張ってきたお父さんのことも家族はしっかり認めてすごいって思ってるんだよ、伝わってるんだよという確定演出ですね。っていうかあんなすげー父ちゃんいて、まぁもちろん古臭い考えだとしても、本心で忌み嫌ってるわけないんですよね、どうかんがえても。陣馬さんのご家族が悪い人たちなわけない。

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 指名手配班捕まえた武勇伝聞かせてって話題に花が咲くのは、刑事としても父としても救いの瞬間だよね。いやもうこれ説明不要。

    • そのあとにきゅーちゃんパパが、きゅーちゃんの状況を慮った台詞をいうのも、家族愛って救いだよねってアンサーの1つだよね

  • 2番の歌

    • ハムちゃんに「これからもっと楽しいことしようぜ〜!俺たちがついてる〜!」って伊吹がいって、志摩が頷いてるシーン。最初から最後までこの回は伊吹と志摩の息のあいっぷり(距離が近くなって相棒力たかまった)とこ見せつけられてる〜〜〜〜〜

    • 「きっと永遠がどっかにあるんだと〜♪」の途中で歌止まっちゃうかなしさよ。永遠を探させてくれよう


#08 君の笑顔

6話目までである程度隠し持ってた部分がさらけだされて、7話のタイトルが「現在地」になって、相棒としての距離感だとか、刑事としての立ち位置だとか明確になったと思ったら8話でコレぶっこんでくるのどうなんですか。泣いちゃう。伊吹泣かないで……

盗聴器仕掛けられたという責任を感じる志摩に「うじうじするな」って怒る伊吹ね。

というか、勘のいい伊吹が「被害者クリスチャンなのか?」で映された十字架のチャーム見て「ん?」って思わないわけないんだよな〜〜〜でもきっとまぁよくあるアクセサリーなんだろうなって自分の中でまとめちゃったんだろうな。

まぁこの話の中で1番注目シーンといえばね、いわずもがな志摩が伊吹のおうち遊びにいくシーンですよね、はい。志摩から電話くる直前まであの十字架の写真見てるのよ、だからさ、自分の中に抱える違和感があるんだよね。でも表に出してこれない(感情で蓋してる)状態だったんだもんね。そこで志摩からの電話で内心「なんかやっぱりあるんだ」って想いと怖さを抱えて志摩と向き合うのね。ディレクターズカット版でここが長くなってるのって、もちろん二人のやいのやいのの絡みがかわいいからってのもあるとおもうけど、ここの絡みがかわいければかわいいほど、つまり2人の距離感が縮まってて、志摩がどれだけ伊吹のこと大事に思ってるかがわかるんだよな〜〜〜〜なんだこれは〜〜〜〜見ててつらいぞ〜〜〜〜〜〜。

志摩が来た理由はもちろん言うためだし、用がなきゃ来ないだろって伊吹ももちろんわかってるけど「話したいことあるんだろ」って自分の中に蓋してしまってるものをこじ開けてくれる人は志摩って思ったんじゃないですかね、心のどこかでね。

ガマさんの言った「俺たちは犯人を逮捕することで悪き行いを止める。犯人は服役することで罪を償う。それは赦しを与えるということだ」っていってたのを踏まえると、だからガマさんは早く死刑にしてほしかったんだ。罪を償いたくないから。不思議だったんだよね、刑事だった自分を捨てても許さない相手ってことはもう捕まることとかは気にしていないはずなのに、なんであんな過去の連続殺人ひっぱりだして真似したのか。計画殺人にして、過去の連続殺人の模倣することで裁かれる罪を重くしたかったのかな。償う暇なんてないように。「俺はそうやって刑事をやってきた」と続く言葉が、このドラマのラストの伊吹たちの結末にも繋がってんのか……ああつらいいいいい

ガマさんが伊吹が持ってきた操作報告書みて笑ったのって「気づいてくれたんだな」って自分のしでかしたことへの責任と、「ここまでいい刑事に成長したんだな」って親心なんじゃないのかな〜〜〜〜あ〜〜〜〜だから伊吹の叫びに悲しそうな顔をしたのは、伊吹を悲しませて本当にごめんねって伊吹に対してだけ感じたものはあったんだろうな。

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 手錠かけられた後、伊吹の泣く顔から始まって、2人の回想に繋がったイントロ。「お前ならそんな刑事になれるよ」ってガマさんの言葉に対する確定演出であり、”そんな刑事”だったガマさんと道が分かれた(もう交わらない)ことの符牒でもあったってことよね。だからこの後「あの子に伝えてくれ」って志摩にいうのは、もう伊吹と会話することはないからだよね。刑事としての自分を捨てた、俺は許さないって言葉が伊吹に対して最後にかけた決別の言葉だからこそ、もう優しさから出る言葉を伊吹にかけちゃいけないと感じてたんじゃないかな…償いたいわけじゃないからね、罪をね。

    • 結果論だから、もしかしたら4月の頃に伊吹がお見舞いによく行けてたら止まれてたかもしれないって考えると「おまえにできることは何もできることはなかった」って言ってあげたのは親心でしかないよね……。この言葉いうときに笑顔なのは、親心だからだとおもうんだよね。志摩だってそれがわかったから、それ以上いえることなかったんじゃないかな……

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • いつもならここで救えた人たちが映るのに映ったのは赦しを与えてくれるマリア様の像だけ。これまでたくさんのきらめきを食べてきたはずのガマさんと奥さん2人の幸せだった家に1人伊吹がいるだけ。引っ張ってくれた存在がいない迷子になっちゃった伊吹の気持ちは関係なく、いつも通りおきまくる事件。救いを求めてるところに走らなきゃいけない。

  • 「愛し合う様に喧嘩しようぜ やるせなさひっさげて」

    • 涙がこぼれないように空を見上げて休憩を過ごしてた伊吹を連れ出しにくる志摩。「俺1人でいかせるつもりか?」って、迷子の伊吹を連れ出してくれようとしてる…

  • ラストのサビ

    • 「行くぞ、相棒」で、まだ迷子のまま動きたくない伊吹の動く理由を作った。すくいあげた。手を引っ張って前に進もうっていってあげた。手を引っ張り上げてって甘えた伊吹の目を見て、「返事はいらない」のところで何も言わずに連れ出す志摩。スペシャルバディここに完成してます(滂涙)…………いやまじ歌詞と話の展開が神がかってんのなんなんよ。ほんとにな。

    • ただここでまた「返事をしたかどうか」っていうのって大事なんだなぁと思ったのが、伊吹がガマさんに悲痛な想いを伝えた時、ガマさん伊吹に返事してないんだよね。伊吹に最後に伝えた言葉は「俺は許さない」だったのよ。だからこれって伊吹のなかでリフレインしてしまっているんじゃないかな、最後までと思ったり思わなかったり。


#09 或る一人の死

「伊吹は間に合わなかった、本人が一番わかってる」って志摩の言葉はきゅーちゃんに3話に出されたエクスキューズにも繋がってる、というか改めての問いかけになってるんだろな。だからここできゅーちゃんが答え出すのか。

「俺たちの仕事は出来なかったことを数えるんじゃなくて、出来たことを数える」って陣馬さんの台詞ってガマさんの「俺たち刑事は〜」って話の関連で、陣馬さんっていう存在が救いであるというのもあるよね。

「この野生のバカと走ったら取り戻せるかもしれない。今まで助けそこなった人たちの分まで。誰かの未来をいい方にスイッチさせて、救えるかもしれない」

そして幸運を僕らに祈りを、まだいこう誰も追いつけないくらいのスピードで〜〜〜〜〜ってことですね〜〜〜〜〜〜〜〜〜この志摩の台詞がまんまサビの内容だとおもうけどさ。思うけどさ、思うんだけど、同じことを表現しているのにこんなに素敵な表現にそれぞれできるってことある?なに?天才なの?知ってたよ

あとボディわんこ、じゃなかった、ガードわんこ好きです🐶

ハムちゃんいなくなって伊吹が激昂するシーン。ドラマって大体カメラの画角切り替わった絵になるときって、同じシーンを何度も撮ってるとおもうんだけど、志摩の顔が出るときは伊吹の手が首の後ろにあるんだよね。でももともと止めた時(伊吹の顔が正面)の時は肩、腕らへんなのよね。首の後ろか……………………………………いやもうこれであのシーン思い起こすなという方がむり(後述)

伊吹に「GO」って指示だすのもいいわんこ感。澤部みつけてつかみかかる伊吹に「まてまて」って指示だすのも🐶🐶🐶🐶🐶

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • これはもう「エトリ捕まえま〜す!」の確定演出以外なにものでもない。まじで何年も苦しめられてたエトリ捕まえられてハッピールンルン展開。だったはずなのにな

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • きっとこの世の中のMIU404感想で語り尽くされたシーンではあるかと思いますが、伊吹と志摩が「間に合った」シーン。間に合わせる、取り戻す、いい方向に変えてみせる(本当は救いたい人を救えなかったのを、今度こそ救いたい人を救いたい)が叶ったシーン。泣くわ

    • ただですね、ここはマジでサビ前のここから見たいんですよ。「僕ら手を叩いて笑い合う」の歌詞の後に、志摩が間に合った!!!って叫び、「誰にも知られないまま」の歌詞の後に、伊吹が間に合った…!!って志摩の肩をとって言葉をこぼす。

    • そんで「たった一瞬の〜」が始まるのって伊吹と志摩がお互いを見て抱きしめ合うシーンなんだけど、これつまりこれまでのパターンで考えるに、今回「救えた」のは伊吹のことだと思う。間に合ったのは、伊吹を救うのを間に合ったって意味も含まれてるから、歌詞と2人の前後の台詞がそうなるんじゃないのか?誰にも知られないまま伊吹を救ったのよ〜〜〜〜〜〜〜。伊吹が志摩にいった「間に合った」って言葉で志摩がしっかり目を見て頷くのって、伊吹の目に光がちゃんと戻ったの見えたんじゃないかな〜〜〜〜あ〜〜〜〜救えた人が目の前にいたら抱きしめますよね。無事でよかった、本当にって。

    • 星野さんのラジオ情報によると脚本にも演出にもなかった「抱きしめ合った」っていうのは、心から救えてよかった(相棒を)、救わせてくれてありがとう(相棒の)って気持ちが内面から滲み出てしまったんではないのか?わからんけどそう思っとくね

  • 2番の歌

    • きゅーちゃんとナリくんへのエクスキューズが実を結び、エトリとの因縁もクリアになって、四機捜が抱えてた問題が一気に解決しての…

  • ラストのサビ

    • エトリ逮捕の確定演出からのハムちゃんの無事とお礼シーン、いうことありません。本当にそのままいうことないままで終わらせてくれよ案件

  • 「肺に睡蓮 遠くのサイレン」

    • 2人を取り巻くもの、まだ終わってないけどひとつのひと段落を迎えられてよかったとおもっ……ってたらブ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んって無粋な音で止められてもうてなあああああああああ

    • タイトルの「或る一人の死」って、つまり誰か1人死ぬよー誰だろー、もしかしてハムちゃん?!いや間に合った!!!!って思ったら最後エトリかいってなるやつね。いや捕まえて供述させたかったのに。MIUまっじでミスリードさせてくるよね。ミステリ好きとしては悔しくてそこも好きなんだが


#10 Not found

やっと久住さん本領発揮し始めてくださる話。3話に出てから本格的に活動しはじめるまで長かったけど、ナイトクローラーRECさんを陰で動かしていたりとか、なんやかんや実際はやってたんよね。

1話で「サーバエラーで404出ないよ」ってツッコミどころ満載だったところ、ドラマでよくある技術の知見不足かとおもったら、まさかのそこミスリードかよ〜〜〜〜〜天才〜〜〜〜〜〜〜。

そしてせっかくきゅーちゃんへのエクスキューズ終わって成長したのに、機捜から移動させられるとはね。無常。

「それでも、ルールは守んなきゃいけないっていつも志摩が言ってる。じゃないと正義のはずが、不正義になるんだって」「正義ってすんげー弱えーのかもしれねーなぁ」

メロンパン号で志摩ちゃんひろう愛ちゃんかわよ。「助手席空いてる?」「見りゃわかんだろ」ってたぶんディレクターズカット版だけだよね、はいってるのね。助手席空いてるのか、ふーん。見ればわかるんだ、ふーーーーん。

桔梗さんときゃっきゃうふふしなかったイケメン魔人の志摩に最後「素敵」っていったのって「愛が広いね」って意味かな。それで最後の台詞に繋がるってるってことだよね。「死んだ人には勝てない」っていった志摩に反論するやつね。「生きてりゃあ何回でも勝つチャンスがある!」

「俺は待機が1番に が て なのっ」「知ってるよ!そこらへん走ってこいドッグランだと思って!」って掛け合いで伝わってくるのわんこ感だけだけど、大丈夫???ありがとうございます

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • これは久住くんの勝ち確定演出ってことですよね。志摩もやられたって言ってるし。伊吹が「何回でも勝つチャンスがある」って言ってくれたのに勝負すらさせてもらえなかったってなかなか辛いよね。

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 救いたいはずの人たちに忌諱の目で見られてるっていうあべこべな状況演出もあると思うけど、個人的には今回このエンディングは久住がのっとった、久住主体のものだとおもうと話として理解できるようにおもう。久住にとって救いというか望んだことは、自分の手によってひっかきまわされること、しょうもない情報に撹乱されてよくわからないことを世間の人がしちゃうことだから、真実かもわからないメロンパン号が犯人って噂に載せられてスマホで撮影して投稿した人たちは久住にとって救いだったってことかなーと解釈。

  • 「肺に睡蓮 遠くのサイレン」

    • ここで二人の世界を響かせ合っていて、救いの一人であった陣馬さんが敵の手にやられちゃって、途中で音楽止まるの悲しいよ。陣馬さん……


最終話 ゼロ

東京オリンピックの話、もう懐かしいよね。この頃まだオリンピックの観客が無観客になるだなんて誰も思ってなかっただろうしな。

2人にこれまで救われた人たちの投稿でメロンパン号の濡れ衣が晴れたのはいい話なんだよなー。

9話で伊吹が救われたのに、10話で志摩が伊吹を好きだからこそ信じてこんがらがっちゃうやつ。どう考えても「負けて悔しくて自暴自棄」なので、本当に目が覚めてよかったんだけど2人が仲良しこよしじゃないとつらいので、仲良しこよし成分もっとほしいよ……と最終回見終わる前にロスになるやつ。

「お前が考えそうなことは大体わかんだよ」って伊吹の方が言ってるのって相棒としての成長が窺えていいですよね…ううっ(涙)まぁ伊吹は久住にかつがれてるってわからなかったけど、志摩はたぶん冷静に考えたら「かつがれてる可能性がある」ってわかっただろうってことを自分でわかってるから、余計に「もっとできたのに」って上から目線なこと思っちゃうんですよねー。わかるわー。

てか飼い主が病むとわんこも病むから、志摩が病んだら伊吹も病んじゃうじゃんばか〜〜〜〜〜伊吹の「超いい仕事じゃ〜ん」を回想してから志摩が動くってことは、伊吹に迷惑かけたくなかったのね、わかるよ。正しい刑事でいてほしいのね。香坂くんみたいにね、伊吹みたいな刑事いっぱいいてほしいんだもんね。でもね相棒だから迷惑かけていこうぜっっっっっっっっ(強め圧)

この回はまじきゅーちゃん覚醒だったね。きゅーちゃんがここまで成長したのって志摩たちがいい方向が導いてくれたからなんだよね〜〜〜〜

あとこれ本当に不思議なのですが、コイントスするときって穴空いたコインでやったら空気抵抗が薄くなって上にあげたままほぼ落ちてくるんじゃないんか?とおもったんだけど、違うの?ご縁を大事にしたいから5円なの?

船の中で頭突きしあって「目覚めたか!」っていうのって、お互いが病んでた道からのお帰りの合図だったんだねぇ、よかったねぇ。それが救いの1つである陣馬さんとみんなの力によっていい方向に導いて成長したきゅーちゃんによるものと考えるとエモがエモエモだよね

この回の桔梗さん、ハムちゃんに対する台詞もかっこいいけど、まめじに対する台詞もかっこいいよねぇ。「小さな正義を1つ1つ拾ったその先に、少しでも明るい未来があるんじゃないんですか」って、は〜〜〜漢前!!!!!!

あと前半の2人の仲良しこよし成分を補うかのようなペアルック。なんなん。なんなん。なんなん!!!!!!!最高じゃん!!!!!!!!!!!

メロンパン号の音楽で道開けるのすごいし、このカットいれてくれたのさすがディレクターズカット。

「いってくる!🐶」「いってこい!はしれーーーー!!!」にっこり。


「相棒なんて一時的なもので、解散したら終わり」

●歌詞とシーン対比メモ

  • イントロ部分

    • 前回のエンディングが久住のためのものだと仮定したら、今回のこのイントロはその答え「君の望んだ世界で君の望んだものは得られないよ」って確定演出。ここまでたくさん悩んだ2人が許さないから殺さないし、生きて苦しめって結論を久住に突きつけられるようになったのね

  • 「たった一瞬の このきらめきを」

    • 逮捕することが赦しであり救いであるから、ここで久住と船に乗ってる人たちが逮捕されたことは圧倒的な救いなんだね。そして救いの1つである陣馬さんの帰還〜〜〜〜おかえり陣馬さん〜〜〜〜〜

  • 2番の歌

    • 久住のどうしようもないヒストリー。お前たちの物語にはならないと拒否した彼のことを尊重して特にそれ以上は特に考えることないけど、この先何をどうして生きていくつもりなのかは気になる……

  • ラストのサビ

    • 久住の過去について触れてるというか、久住が仕込んだバックドアの話に触れてるんですよね。これ以前までだったら別の解釈生まれそうなんだけど、このラストマイル公開直前のいまとなっては「え?もしかしてこれ、ラストマイルに繋がるフラグですか?そうなんですか?」という気持ちで胸がいっぱい

    • 2人が橋で寄り添って「もしも警察の内部システムに〜」って話をしてる時に、下に2人の名前を出す演出、ゾワっとした。ゾワっと。かっこよすぎて。

    • 最悪の事態を防げた、というのがこのドラマでの解釈(最終話の救い)としては正しいとおもう

    • 歌終わって「なぁ志摩ちゃん、刑事やめたりしないよな」って確信に触れる質問に返事がないんだけど、それが返事ってことですねぇわかりますぅ。返事の代わりに1年後見せてくれてありがとうございます。そりゃ返事はいらねーわ

    • 伊吹「これからどうなるんだろうなぁ」
      志摩「後になってわかる。何が失敗で何が成功か。毎日が選択の連続。また間違えるかもなぁ」
      この後に「ん〜?」って覗き込む伊吹の顔みて「まぁ間違えてもそこからだ」って先に進める確信があるの、隣に相棒がいてくれるって信じてるからだね。それが何よりの答えじゃ〜ん⭐️


は〜〜〜〜〜ちょっと結構これ書くの大変だったな、楽しかったけど。日本語支離滅裂だけど、まぁいいや。あとで調整します。いやしないかも。しかしクソ長いな。

今ちょっと落ち着いてアンナチュラルも少し見返し始めたけど、アンナチュラルをあんまり見る気になれないのは、どうしても誰かが亡くなってる話なので気軽に見られないんだよね。本当に。あ〜でもラストマイル始まるまでにふんわりちゃんと見ておこう

#追記

っっていうか、アンナチュラルの1話、MRASコロナウイルス原因か……そういえばそうだったけど、コロナウイルスで始まりコロナウイルスで終わったアンナチュラルとMIU404の後のラストマイル、どうなるんよ

アンナチュラルを見た当時は当たり前だけどコロナウイルスの怖さを知らない世界だったから「そんな怖いウイルス日本に来ることなんてドラマくらいでしかないだろう」と思ってた気がするけど、今だからこそ、この1話の騒ぎっぷりが全く大袈裟じゃないっていうのがわかって、より辛いな……


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集