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スポーツニュースに直言!─甲子園仙台育英優勝!祝いと美談の裏で

久々の投稿になります。
本日からラグビースカウトが語る「スポーツニュースに直言!」綴ります。
ホットなトピック、あるいは注目されないB級トピックについて取り上げ、自身の目線で直言したコラムを展開いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

仙台育英高等学校、甲子園初制覇で優勝旗が初の白河越え
8月22日に行われた第104回全国高等学校野球選手権大会決勝は、仙台育英高校と下関国際高校の対戦となりました。結果は、8-1で仙台育英高校が勝利し、甲子園春夏通じて初優勝に輝きました。
おめでとうございます!優勝旗が初めて白河を越えました。
白河を越えるの由来は、現在の福島県白河市にある関所跡を越えることです。一説によると奈良時代から存在した関所で、俳人・松尾芭蕉が「白河の 関かかりて 旅心定まりぬ」と詠んだように、誰もが知る関所であったようです。過去9度東北勢が決勝まで進みながら、無念の結果となりました。
「優勝旗は、厳しい関所を通してくれない」という気持ちがこもって、いつからか「白河を越える」が東北勢の悲願であったのかと存じます。
今回の仙台育英の優勝は、病を克服!彗星の如く晴れ舞台に登場し、決勝では満塁本塁打を放った岩崎生弥選手。指導者としてお手本となるインタビューでのメッセージを発した須江 航監督。下関国際しかり、個人だけに依存しないチーム一丸となった戦いぶりが際立っておりました。
何よりも厳しい猛暑の中、心身を極限まで追い込みながら戦った選手、監督、コーチそしてサポートした学校関係者。試合をマネジメントした審判団およびグラウンドキーパーの阪神園芸の皆さん、心より敬意を表したいです。


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