第六話:賃貸銀行にバレる
私の実体験を元に不動産投資への失敗を書いていく。
本日は、第六話、賃貸銀行にバレる。
正直経緯含め思い出すことも嫌になるが、同様の被害者を増やさないためにも、しっかりと記載していこうと思う。
Z氏から月額返済費を負担してもらいつつ、賃貸に出したことによる家賃を二重で受け取り、浪費することは無くとも非常に余裕のある生活となり、内心かなり高揚していたものの長く続くことはなかった。。。
賃貸に出すということは、家に届く本人確認書類を受け取ることができなくなるため、転職したことや結婚を機に引越ししたいことを銀行に相談し、住所変更届けを出すことで、正式に新居で生活することを認めてもらうことができた。この瞬間、銀行から疑われることもなく、堂々と新居で生活できると安心したのも束の間、1年半程たったある日、銀行から唐突に保証会社から賃貸を疑われているため、本人居住または一括返済をして欲しい旨の連絡が来たのだ。
終わった・・・
心の中でそう思った。
内容を聞いてみると、住所変更先の謄本を確認したところ、私が新住所で物件を購入していたことから、住宅ローンを二重で組んでいる、つまり賃貸目的で住所変更を申し出てたのではないのか?というのだ。
加えて、保証会社の差金で銀行も現地調査へ行っており、他者の居住を確認していたことから、言い逃れをできる状態でも無かった。
結婚を機に子供も欲しかったことから、2LDK以上の賃貸も探したが、都内だと買った方が安いこともあり、新しい物件を買ったのだった。
加えて、この頃から徐々に本当の不動産投資に興味を持ち出したこともあり、居住用だとしても値上がりを見込める物件を目利きできれば、販売時のキャピタルゲインも狙えることから、検討を重ねて購入を決断したのだった。
ただ、こんなことになることは想定外だった。
銀行側とも何度か電話で会話したが、選択肢は以下5つ
1、住宅ローンからアパートローン(不動産担保ローン)に借換(金利1%以上UP)
2、売却
3、本人居住
4、一括返済
5、差し押さえ
比較的難易度の低い順に書いたつもりではいるが、そもそもどれも簡単ではない。
一件、借換は金利さえクリアすれば簡単そうだと思えるかと思うし、私も実際そう思っていた。
何てったって、毎月の補填という武器があったから、金利がUPしようが、赤字にはならない算段だったのだ。
しかし、実際にアパートローンを取り扱う銀行に連絡を取って見始めたところ、厳しい現実が待ち受けているのだった。。。
この続きは次回に書かせていただくことにする。
第六話を振り返って今思うこと
これまでの話で反省や後悔は都度してきたものの、ガチで銀行からNGの連絡を受けると流石に焦った。電話で聞いた時は、リアルに膝から崩れ落ちそうにもなったが、内心面白くなってきたと感じている自分がいた。少し変態。しかし、ここから過酷な日々が続くのである。
次回、第七話、アパートローンの現実について、書いていこうと思う。