手につかない夕方
自分は恵まれているという事を理解している。
親はいわゆるショートケーキの上あたりの年収を稼ぐ共働きで、私は人の倍ぐらいの期間を親の脛をかじって生きている。
なんと現在進行形。
ただし金は本当にかからない。物欲がない。お金を払う事に罪悪感があり、今までのバイト代すら使った事がない。いわゆる小さい頃からのお年玉で未だに買い物が出来てしまう。
紆余曲折山あり谷あり悲しみあり諦めあり。人より上下の激しい思い通りにならない生活をしてきたが、それも「学生として」と注釈がつく。面接では確実に質問責めにされるが、1度社会人になってしまったら、多分関係ない。
裏で「おばさん」などと言われるかもしれないが、人はいずれ年老いて死ぬのであまり気にならない。
今の1番の苛立ちはそこまでわかっていて、勉強一筋になれない私だ。すぐに別の事をしだす。しかも年々悪化しているような。
時間が全てではもちろんないが、あと+2時間ぐらいは毎日してくれないかと、思う。いまだに一瞬しか勉強しない日というのが発生するのが恐ろしいい。自分で自分が1番理解出来ないし、おそろしい。