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【レポート】加賀市の団体等が被災地での支援活動を継続・発展させるための助成【第二弾】

加賀市域のコミュニティ財団である(公財)あくるめでは、被災した方々の一日でも早い復旧・復興に向けた活動を後押しすべく、加賀市で行われる活動や、加賀市民の活動に対して助成いたしました。完了した事業について報告させていただきます。

助成コース➎【第二弾】加賀市の団体等が被災地での支援活動を継続・発展させるための助成

・被災地へのボランティア活動
・被災地へのボランティアをコーディネートする活動
・緊急対応および、その後の生活再建のための活動
(9月21日に発生した豪雨災害の支援活動を含む)
・障がいがある方や日本語が得意でない方、食物アレルギーを持つ方などへの支援活動
・その他、理事会で必要と認められた活動

【久保出妃呂子】

市内の避難先から能登へ戻る際に預かった荷物やこちらで用意した支援の物資・衣類などの運搬と合わせて、珠洲市・能登町・輪島市の3市町村を慰問。また、支援物資の中継者(能登町)から、食料(調理済みうどん)を委託され、自家用車で珠洲市内にて分配。地元の人誘導の下、悪路を越えて珠洲市鵜飼地区や大谷地区に入り、現地報告のライブ配信。拠点(さだまるビレッジ)の片付けや食事の準備、動物の世話、運転手などを行いました。
期間:2024年10月8日〜10日
支援人数:20名程度

<次に支援をする方々に伝えたいこと、活動を通して気付いた学びや課題、困りごと>
能登半島は、とても復興してるとは言い難い。『まだ復旧の途中』と能登町で出会った大将は言っていた。今回訪問した方は口々に「色々他のニュースが優先され能登が忘れられてると感じる」「来てくれてありがとう、元気出たわ」と言っておられた。孤立や孤独は、人の弱さに拍車をかけるのかもしれないと改めて思う。15分のおしゃべりでもいい、半日の片付けでもいい、ご縁を繋いで、共に生きることをお伝えして、これからも応援していきたい。また、多くの人に能登へ行って、見てきてほしい。自然の脅威だけでなく、復興に向けて歩んでいる能登の様子、経済活動など、直接現地でしか味わえない感情と向き合って、各々の支援活動を考えてもらえたらと思う。


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