くらとみ ありさ

既婚、一児の母、会社員。という肩書きを気にせず、自分の考えや思いを言葉にしてみたい。本や映画の好きが高じて、自分も何か作ってみよう。という軽いノリで文章を書きます。

くらとみ ありさ

既婚、一児の母、会社員。という肩書きを気にせず、自分の考えや思いを言葉にしてみたい。本や映画の好きが高じて、自分も何か作ってみよう。という軽いノリで文章を書きます。

マガジン

  • 読書記録 〜2024〜 

    2024年の読書記録。1年間で目標100冊。自分へ向けた備忘録。

  • 不器用おかん日記

    不器用な私がおかんになって学んだことや奔走している日々を記録します。

  • 読書記録 〜娘にいつかおすすめしたい本〜

    私を励まし寄り添ってくれた本が、いつかの娘の心も温めてくれるかもしれない。そんな素敵な本との出逢いを記録しておこう。

  • 断捨離日記 1日1つとのお別れ

    1日1アイテムの断捨離を365日チャレンジ。365日断捨離を続けることで、自分にとって大切なものを考える。自分と向き合う日記。

最近の記事

読書記録#9 『脱ダラダラ習慣! 1日3分やめるノート』

雑誌レタスクラブの好きなコーナー、「女のモヤモヤに「この一冊」」で紹介されていた、認知行動療法の本。中島美鈴さんの『脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート』(2024/02/03読了 ビジネス基礎) 認知行動療法……どこかで聞いたことがあるな?と思っていたら、昨年受験したメンタルヘルスマネジメント検定のテキストで見た気がする。 そして、本書を読み合点する。ダラダラと続く、悪習慣の根源はストレスであるということ。そのストレスとの向き合い方、正しい対処法についてを説いた本であっ

    • 読書記録#8 『プチプラ防災』

      毎月、家にある積読本から1冊、課題図書として読んでいこう!と1月に手に取った本書。レスキューナース辻直美さんの『プチプラ防災』(2024/01/30 非ビジネス基礎) 2024年は衝撃的なニュースで始まった。改めて自分の身と家族を守るべく、防災について学ぼうと思い立った。まずはその第一歩として、本書を読むべく、寝室の本棚からダイニングテーブルの本立てへ移動。常に目が留まり、気になったら何度でも読み返せるようにした。 この本を買ったのは、数年前のことだが、買って安心してしま

      • 読書記録#7 『神様のカルテ』

        文学作品ですが、医療業界を知るということでビジネス基礎として読んだ、現役医師の夏川草介さんの『神様のカルテ』(2024/01/27読了 ビジネス基礎) 医療従事者の地域偏在が顕著となる昨今、地域医療の最前線で過酷労働に耐えながらも、患者に寄り添う医師の心理描写がとても丁寧で、且つ温かい。描かれている現実は、過酷労働に耐える医療現場と最期を迎える患者と、どちらかというと目を背けたくなる内容だが、出てくる登場人物がみんな温かいので、ふとしたときにうるっとしてしまう。通勤電車では

        • 読書記録#6 『美しい本屋さんの間取り』

          ちょっと、息抜き。エクスナレッジ出版の『美しい本屋さんの間取り』(2024/01/21読了 非ビジネス新奇) 間取りを見るのって、なんか夢が広がりません?そもそも、日常で間取りを見ることが、仕事関係者以外は、転居など新しいことを始める一歩目ということもあり、なんだかワクワクする。しかも、それが美しい本屋さんとくれば、どんなトキメキが待ち受けているのだろうか。果たして、読み終えたときには、楽しい旅はあっという間という、充足感と寂しさが入り混じったような感情がそこにはあった。い

        マガジン

        • 読書記録 〜2024〜 
          10本
        • 不器用おかん日記
          1本
        • 読書記録 〜娘にいつかおすすめしたい本〜
          2本
        • 断捨離日記 1日1つとのお別れ
          20本

        記事

          読書記録#5 『ムスコ物語』

          自分の読むスピードに読書記録が追いついていないと焦りつつも、面白くてあっという間に読み終えてしまった。ヤマザキマリさんの『ムスコ物語』(2024/01/17読了 非ビジネス基礎) 雑誌レタスクラブに連載されている「女のモヤモヤにこの一冊」が好きなのだが、悩める母親向けの本として、以下のように紹介されていた。 「子育てのモノサシを強化する。」 「子育てのトラブル発生時に迷いがちな方、参考になりますよ。」 ついつい正解のない答えを探してしまう子育て。相手が自分の子供であろう

          読書記録#5 『ムスコ物語』

          読書記録#4 『世界がわかる理系の名著』

          すでに『戦略読書』で提唱されていた、ビジネスと非ビジネスのバランスが、早くも崩れつつある……非ビジネス多めだな。(2024/01/13読了 非ビジネス基礎) 昨年末に、来年はどんな本を読もうかな、と読書案内として齋藤孝さんの『読書する人だけがたどり着ける場所』を読み、本書を手に取る。文系の人こそ理系読書をすべきだ、ということが書かれており、確かにこれまで避けてきた分野で、且つ『戦略読書』の三谷宏治さんも科学をはじめとする、いわゆる理系の本を非ビジネス基礎で勧められていたなと

          読書記録#4 『世界がわかる理系の名著』

          読書記録#3 『月のこよみ 2024』

          うーむ、3冊目にしていきなり壁にぶつかっている。この本のジャンルは、なんだ?相馬充さんの『月のこよみ 2024』(2024/01/11読了 非ビジネス基礎) 昨年、『月のこよみ 2023』を読み、手に馴染む温かみのある紙に綴られた、温かい言葉に月の魅力を教えてもらい、今年も手元に置いておきたくて購入。 個人的には、装丁が好きだ。CDのジャケ買いならぬ、装丁買いだ。とはいえ、内容もかなり充実しており、毎月の月の満ち欠けから星座、月にまつわるエピソードなど、読み応えもある。内

          読書記録#3 『月のこよみ 2024』

          読書記録#2 『成熟スイッチ』

          2024年最初のビジネス書は、林真理子さんの『成熟スイッチ』(2024/01/09読了 ビジネス応用) 土井英司さんが配信しているビジネスブックマラソンにて「大爆笑しながら考えさせられる自己啓発書」と紹介されており、手に取る。もともと林真理子さんの本は小説もエッセイも、同じ自己啓発書では『野心のすすめ』も読んでいたので、読む前から期待大。その期待に応えてくださるどころか、期待を超えてくるほど、「あ…もう読み終わってしまった…」と逆にガッカリするくらい、楽しく読んだ。 こん

          読書記録#2 『成熟スイッチ』

          読書記録#1 『おれに聞くの?』

          2024年最初の読書は、山下澄人さんの『おれに聞くの?』(2024/01/08読了 非ビジネス基礎) 本書は、コミュニケーションサービス「Mond」へ投稿された質問や相談に対して、山下さんが答えるという人生相談のエッセイ。と思いきや、なかなか投稿者への質問や相談にストレートに答えていない!逆に大きな問いを与えられ、読者であるこちらが考えるという、まさに哲学書。ということで、本書は非ビジネス基礎・哲学書へ分類。 失礼を承知で、読む前は小説家のエッセイだから、年末年始で餅のよ

          読書記録#1 『おれに聞くの?』

          読書記録のすすめ

          30代半ばとなり、仕事だけではなく、育児においても、コツをようやく掴みかけつつある今、なんだかマンネリ化してないか自分、と新たな壁を感じている。 そんなときにふと、まだギリギリ20代の時に読んだ、三谷宏治さんの『戦略読書』を思い出し、再び読み直してみた。 本作品の対象は、働くビジネスマンであると思うが、子育て中の親にとっても、子供の手本となる身近な大人がいかに魅力的であるか、を目指すための指南書としても読んでいただけると思う。 本のススメ、終章では「読書→思索・行動→発信→

          読書記録のすすめ

          不器用おかんの強い味方〜富澤商店〜 不器用でもお菓子作りをしてみたいのです

           娘をもつおかんが一度は通る道、お菓子作り。なぜ不器用おかんのもとに、料理や手芸、キャラ弁づくりと可愛いものに惹かれる娘がいるのだろうか。「神様は乗り越えられない試練は与えない」というが、神様も見積に失敗することあるんだな。とはいえ、愛する娘の期待に応えるため、どうにか不器用ながらも乗り越えたい試練ではある。  そんな不器用おかんの強い味方を発見した。それは夏の猛暑日、外で遊ぶのは危険なこの日。娘がある一言を発する。「ドーナツ作りたい」正直、フ◯ーチェだったら二つ返事のとこ

          不器用おかんの強い味方〜富澤商店〜 不器用でもお菓子作りをしてみたいのです

          座右の銘になった私のバイブル

          『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子(修道者)社会人になりたての頃、よく質問されて困ったことの一つに「座右の銘は?」というものがある。社会に出るまで、これといった生きる指針を持たずに過ごしていたため、聞かれるたびに「そもそも座右の銘って、何よ?」と辟易したものだ。そして、無難そうという理由で「一期一会」などと答えていたのだ。 これといった座右の銘に出会えず、そもそも座右の銘ってみなさんどうやって決めているの?と、恥ずかしくて誰にも聞けずに時は過ぎ、座右の銘を持たずに過ごし

          座右の銘になった私のバイブル

          子育ての小休憩に心温まるココアのような本

          『自閉症の画家が世界に羽ばたくまで』 石村和徳/石村有希子雑誌の広告に記載されていた「子育てに悩む人に多くのヒントを与える」という言葉に惹かれ、手に取った本。この言葉を裏切らない、読後に子育てを前向きに捉え、もっとできることはいろいろあるなと気づきをもらった。 読書中の注意点として、子育て真っ最中の方は、移動の電車内など、公共の場での読書は避けた方が良い。なぜなら、何度も泣いてしまうからだ。私の涙腺が脆くなっているのか?5歳の娘が心配するくらい、気づいたら熱い涙が頬をつたっ

          子育ての小休憩に心温まるココアのような本

          短編小説『わたしらしさ』

          私らしさ、そんなものはない。わからない。求められていない。 そもそも「自分」というものが、これまであったのだろうか。長女として生まれ、いつも親の顔色を伺って育った。親が求める私になりたくて。本当に欲しいものを素直に欲しいと言えず、親が喜ぶものが私の選択基準だった。 学校では、先生が求める生徒を演じた。「個性が大事」と言うけれども、実際は違う。学校においては先生の言うことが全てで、違う意見は求められない。大人が決めたルールのもと、大人の許容範囲内での意見だけ認められる。純粋

          短編小説『わたしらしさ』

          【断捨離日記20日目】娘のワンピース。が、もはや小さくなって、ワカメちゃんスタイルに。年齢を重ね活発になるとともに、動きにくいのかスカートは嫌がるように。洋服選びも娘の意見や好みが少し出てきて、成長を感じる。断捨離は子離れ準備でもある。

          【断捨離日記20日目】娘のワンピース。が、もはや小さくなって、ワカメちゃんスタイルに。年齢を重ね活発になるとともに、動きにくいのかスカートは嫌がるように。洋服選びも娘の意見や好みが少し出てきて、成長を感じる。断捨離は子離れ準備でもある。

          【断捨離日記19日目】プリクラ。プリクラ!私にも若い頃があったのよね。青い頃が懐かしいわな。夫と仲睦まじく写ってるよ…ちょ、夫に一瞬見せてから、捨てるでもいい?

          【断捨離日記19日目】プリクラ。プリクラ!私にも若い頃があったのよね。青い頃が懐かしいわな。夫と仲睦まじく写ってるよ…ちょ、夫に一瞬見せてから、捨てるでもいい?