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きらら短歌 10首

  ひだまりスケッチ 2

まだ慣れていない心と体にはひだまり荘の朝のいななき

秘密だけたくさん抱えた動物のシマシマの意味考えて違

四人前モンブラン波持ち寄ってキャラを見てませ羊ひまわり

着替どき二人じりじり脱ぎながら宮ちゃんハダカ走るどたどた

判決の敗訴の味を噛みしめて一つ階段のぼるゆのっち

二つほどモアイにいれたゴミ捨ての手足かじかむ冬の一日

大人には大人の事情あるという風邪に触れあう人の優しさ

大きくて抱えきれないのおにぎりを一瞬で食ぶ昼のひととき

借り物と知っても可愛い犬もいる美術科でやる二人三脚

宮ちゃんの見ていた私のクロッキー少し憂鬱そうな本人


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みやずまみやず
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