きらら短歌10首
うらら迷路帖
動物の優しさに触れ町に出てもっと優しい友達がいて
十番の占に迷える占い師始まる旅のここは棗屋
千矢がきて何か変わった気がするのそれを教える狐まだダメ
夢ができ叶わないまま友達ができて世代が移る迷路
ねえ君はなんていう名かおしえてよ黒くて大きな私の秘密
形代と話すように人たちと話せるノノをみて笑う人形
最果ての西の力に憧れていつか追い越す魔法使いで
ぬばたまの痣の黒罪かしこみて過去を見通す目に友達と
白無垢の服が照らしたあの道をさだめよ君とぼくとの意思で
昔のことや未来のことを考えるための、書籍代や、旅行費や、おいしい料理を食べたり、いろんなネタを探すための足代になります。何もお返しできませんが、ドッカンと支援くだされば幸いです。