見出し画像

広報・ライターあるある3選~専門用語を噛み砕いた書き方に変換しがち~

広報になってから半年が経ちました、新米広報のあくつです。
「文章を書く」上で、色々と面倒なことが起きているので、このnoteに集まるライターや書き手のみなさんにシェアしたいです。共感された場合は、ぜひ「いいね」や「コメント」もらえると嬉しいです!
先輩広報さん・ライターさんからの「こうしたらいいんじゃない?」という助言もお待ちしています…切実に。

どこまでの専門用語が、世の中には伝わるんだろうか問題

寄稿などで社員さんに書いていただいた文章を推敲しないといけないとき、専門用語を一般用語に変えたり、ビジネス用語のカタカナを日本語に変換する作業が発生しませんか?

ぼくの会社は「横文字使いたすぎて、何言ってるか分からない」でおなじみの広告関係なので、1年目のときは会議中に理解できない言葉が飛び交うので、都度「◯◯ ビジネス 意味」で調べていました(笑)

これまで行ってきた変換ワードたち
・グロース→成長
・ストプラ(ストラテジックプランニング)→戦略設計

変換するか悩むワードたち(みなさんは全部意味が分かりますか?)
ナレッジ、フレームワーク、ソリューション、プラットフォーム、リソース、ベネフィット、ナーチャリング

変換が難しいときは「注釈祭り」もします。

・エンゲージメント(※1)
 (※1)SNSにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などのアクション

・バイラル(※2)
 (※2)「情報が口コミで徐々に拡散していく」様子を表すマーケティング用語

iOS の画像 (52)

↑推しを見て頑張るスタイル!なぜかマウスパッドが公式から出ている(笑)

出版業界で決められた「謎の文章ルール」が気持ち悪い問題

物書きの中では当たり前化しているルールですが、則らなければいけない妥当な理由や、根拠が分からず気持ち悪いときがあります…。これは鍛錬不足でしょうか?
ちなみにここに至るまでの上記文章の中にも「ルール違反」をあえて入れていますが、お気づきでしたでしょうか?

例「!」や「?」の直後にはスペースを入れるべし!
例「…」(点3つ)じゃなくて「……」(点6つ)にすべし!

いや、こっちはそんな思い悩んでないんよ…3つで十分なんよ…6個もあると深刻すぎちゃうんよ……。←ほら!多ければ多いほど深刻度が増すぞ??
↑あ、「ほら!」のあとには本来スペースが必要です。
でもさ。「!」を使うときって、大体が勢いよくいきたいときなのに、なんか一息吸ってる感じがして嫌なんですよ!(ここにもスペースが必要)伝われ!

まっ、Z世代のぼくにかかれば「…!」ってダメ×ダメなあわせ技すらしますけどね、もはや…!

他にもおもしろいなぁと思う文章ルール
・「」や()は、半角ではなく全角が正。
・「(笑)」で文章終わらせたいのに「(笑)。」を正とする。
・「子」じゃなくて「子ども」がベター。
・「方」は「カタ」とも「ホウ」とも読めるので、ひらがなが好ましい。
 ※あちらのにお願いします→あちらのほう?かた?ってなる。
・文末や語尾が前文とかぶらいように、急な「体言止め」が出てくる。

出版社の場合、校正さんに出すと直されてしまうのですが、「著者の強い意向です!」と伝えると、通ることもあります。(2回くらいダメって言われたことありますけど)

ただ、あんだけ「…」が良いとか言いつつ、別ページで「……」になっていると、「著者の強い意向はどこにいったんですか?」みたいな顔されて恥ずかしいです。(被害妄想)

画像1

↑ 前髪がパッツンになってしまいました…

ぼくの「仕事」は「業務外」なのか?問題

社内メンバーにインタビューのお願いをしたり、(弊社では「社内報」を書いているので)執筆のお願いをしたりする際に「業務外のお願いとなり、恐縮です! 」って言っちゃうんですけど分かりますか…?

ぼくにとっての「業務」が、社員さんにとっては「業務」なの、けっこうツラい。

幸いにして、良い人が多い会社なので、みなさん協力的で助かっていますし、社内報も毎月楽しみ!って言ってくれています。

ただ、どうしても社員さんにとっては「業務外」なので、提出期限が守られないこともしばしば。まぁ、全然問題ないんですけどね(笑)


おわりに

まだ初めて間もないせいか、提出した初稿に社員さんから赤字がたくさん入っているのを見ると落ち込んでしまいます…………(笑)

先輩からは、「構成とか内容への赤入れはないし、語尾の言い回しとか、説明の追加とかの直しだから問題ないよ~」って励まされました。
プロの広報目指して、新米広報がんばります!

良かったらTwitterフォローしてください⇨@kohonoakutsu
広報さんとのつながりを作りたいです(^^)


いいなと思ったら応援しよう!