正しい「めあて」をもつ
めあては書いても書かなくても良いと私は思っていますが、必ず持つべきだとかんば考えています。
しかも、正しいめあてを、です。
「登場人物の心情を考えよう」
良く見かける、めあてですね。物語の学習が始まるとあちらこちらで見かけます。
これが間違っているのです!!
このめあてを書いた先生に対しては、こう指摘します。「何の為に心情を考えるのですか?」や「心情を文中のどこから、どのように考えさせるのか」とも
めあては、振り返りと表裏一体です。
つまりこの「心情を考える」めあてだと、振り返りは「心情を考えることが出来た」にしかなりません。これは教材を教えている指導であり、教材で教えているとは言えません。
正しいめあては、「会話文の読み方から、その時の人物の心情に迫る」や「情景描写から人物の心情を読み解く」などが、凡庸性があるなと思います。
めあてで学習内容を焦点化する、
その意識をしっかり持っていこうと学年会では提案しています☆彡