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「小学校の全国学力調査は悪ではない」

幼い子が自転車に乗る練習をしています。でも、乗れません。

あなたは「こんなの出来なくていい」と、自転車を取り上げますか?

取り上げませんよね。


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文科省が小学生に課している、全国学力調査(通称学テ)

「全国の小学生がこんな問題を解けるようになってほしい」という願いに溢れています。読解力、計算をツールとして使いこなす力、そして表現力...



私も、もしこの問題を全国の小学生が解いて、間違えて、解けるようになってくれたなら!!と

算数は「なにくそこんちくしょー!!」も大事|キツキツキ #note https://note.com/akumon_hirakata/n/ne73965aafe66


ですが、私は文科省の「テスト」というやり方は反対です。あまりに求めるものが大きすぎるから、です。そりゃ解けたら嬉しいですけど、これでは大半の小学生のやる気を損なわせるに決まっていますし、現にそうなっています。

私も自分のクラスで何度か文科省の学テを行いましたが、クラスの目標ははっきりと伝えていました。「この問題は、できるはず。ここ解けたら、先生にとって誇りです」と。


各都道府県、各市町村でやはり子ども達はちがいます。


だからこそ、
『悪問』です。授業のたった5分でできる問題なのです。

先生方の目の前にいる子ども達から、自転車を奪ってはいけません。それぞれに合うと思うタイミングで、それぞれの先生のペースで、補助していってあげてください。


私は、全国の小学生がそれぞれの成長に合ったタイミングで、自転車に乗れるように、『悪問』を発信し続けていきます。

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