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SNS依存心理。そこに求めているものが無いとわかっているのにSNSを開いてしまう理由。

自分が求めているものがそこにないとわかっているのにSNSを開いてしまう心理はどういうことですか?

あく

TwitterもInstagramもほんとうにつまらなくなった。見たいものよりも見たくないものが飛び込んでくる割合の方が増えて、TLやフィードを見ることはほとんどなくなった。

それでも、なぜか無意識にSNSアプリを開いてしまうことがあるんだよな。

スマートフォンやSNSを開いてしまう心理は、私たちの脳の仕組みに関連しています。なぜ知らず知らずのうちにスマホを触ってしまうのか、その背後にある神経科学的なメカニズムを見てみましょう。

セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク (CEN):
CENは脳の司令塔とも言われ、トップダウンで思い描く自分のありように向けて行動を促します。
例えば、休息が必要であることを理解しながらも、動画ストリーミングを見続けてしまうことがあります。

デフォルト・モード・ネットワーク (DMN):
DMNは過去の記憶ベースで行動指針を示します。
通勤・通学のように繰り返し同じ行動をする際にはDMNが働いています。
スマホには魅力的な情報が詰まっており、DMNは無意識的に誘導されてしまうことがあります。

サリエンス・ネットワーク (SN):
SNは自分の内部環境の情報をモニタリングしている脳部位が活躍するネットワークです。
SNが働くことで、自分が無意識的に行動していることに気づくことができます。
自分の望むことをDMNに記憶化する方法:
最初はCENで意識的に繰り返し行動する必要があります。
スマホとの付き合い方を見定め、それを習慣化することがカギです。

スマホ依存の弊害:
スマホの刺激は外側に向けてDMNを使っている状態であり、クリエイティビティに悪影響を及ぼす可能性があります。
DMNを内側に向けて使うことが大切です。
自分が本当に求めているものを理解し、バランスを保ちながらテクノロジーと付き合うことが大切ですね。

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セントラル・エグゼクティブ・ネットワークについて詳しく教えてください。事例も含めて

あく

もちろんです。セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク (CEN) は、脳の中で特定のタスクを効率的に実行するために活性化されるネットワークです
以下に、CENについて詳しく説明し、事例も含めてご紹介します。

CENとは:
CENは、意図的な注意を向ける際に活性化する脳のネットワークです。
顕在意識の部分であり、意識的な思考や行動に関与します。
例えば、複雑な問題を解決したり、計画を立てたりする際にCENが活動しています。
デフォルトモードネットワーク (DMN) との対比:
DMNは無意識の脳のネットワークであり、日常的な活動や習慣的な行動を支えています。
例えば、ご飯を食べる際の箸の使い方などはDMNが働いています。

サリエンスネットワーク (SN):
SNはCENとDMNを切り替える役割を果たすネットワークです。
歩いている最中に急に障害物が現れた場合、CENが切り替わって避ける行動を促します。

CENの鍛え方:
車の運転など、意識的に行動する際にCENを活用している状態を熟練度として鍛えることができます。
習得したいことを意識的に行うことで、CENの効率的な活性化が促進されます。

サリエンスネットワークの活用:
サリエンスネットワークを意識的に働かせることで、目的に合ったタスクを効率的に実行できます。
CENは、意識的な思考や行動に欠かせないネットワークであり、脳の基本的な機能を理解する上で重要です

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つまり、デフォルトモードネットワークによって、過去の快楽の経験から無意識下でSNSを開いてしまうということですね。SNSを開くのを辞めたければ、セントラルエグゼクティブネットワークを意識的に働かせ、ありたい姿を目指し、行動を変えていくのが良いということですね。

あく

その通りです!デフォルトモードネットワーク(DMN)は、過去の経験や習慣からの無意識的な行動をサポートします。SNSを開く習慣を変えるためには、セントラルエグゼクティブネットワーク(CEN)を意識的に活性化させ、自分が望む行動を取ることが重要です。以下は、具体的なアプローチです。

目的を明確にする:
SNSを開く目的を明確にしましょう。例えば、情報収集、友人とのコミュニケーション、リラックスなどです。

CENを活性化させる:
SNSを開く前に、一呼吸おいてCENを活性化させましょう。自分が望む行動を意識的に選択できるようになります。

習慣化のサポート:
SNSを開く習慣を断ち切るために、CENを使って新しい習慣を作りましょう。例えば、代わりに本を読む、ストレッチをする、散歩に出るなどの行動を取ることができます。

自己観察と調整:
SNSを開いてしまった場合、なぜそれをしたのかを自己観察しましょう。CENを活性化させて、次回同じ状況で違う選択をするように調整します。

自分のありたい姿を意識的に追求し、行動を変えていくことで、SNSの使用をより意識的にコントロールできるようになります。

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