スマートシティ・システムデザインに関するパネルディスカッションに参加
先日は米国ジョージア工科大学デザイン学部のスマートシティ・システムデザインに関するパネルディスカッションに登壇しました。10分ずつ話題提供した後、会場からの質問を受けて議論する形式。以下、備忘録です。
スマートシティとは、場所(place)の文化や歴史を賞賛(celebrate)し、民主主義や社会選択を犠牲にすることなく、全ての居住者の生活の質を高めるための「適切な技術(appropriate technologies)」が利用できる都市。
市民参加の下、特定の問題に対する具体的な解決策を導くための「適切な技術」を模索することが重要。
システムとしては、大規模で複雑な「システムの統合」を目指すのではなく、新しいイノベーションに伴って最小のコストで進化する、冗長性・余裕があるものを目指すべき。
情報・データを公開し、小企業や個人がICTを使って解決策を仕立てることができる環境をつくる。
スマート技術・システムを都市に適用する際には、解決したい問題、目指すべきビジョン、取り組みのプロセスが共有されていなければならない。