知らない人に触られたこと
あの日は普通に学校に行って、普通に電車に乗っていて、家に帰るだけだった。唯一の普通と違うことは、階段を下りる時は知らない高校生に立ちはだかれたことだった。でも、大したことはないと思うからあまり気にしなかった。
もうすぐ家に帰る時は、あの高校生は私のことを後ろで下から肩まで触った。そして動けない私を見ていながら、何か言った。もうほかのこと覚えていない。覚えているのは、知らない人の手に触られる感じだけだった。気持ち悪い。
あの後は家に帰って、親と人に触ったことと言った。でも、親は私のことを慰めずに、「君の制服は汚くなったの?あの人は善意に君をリマインドすること?それは誤解なの?」と言った。あの後は何か言われたのは覚えていない。
慰めとか望まない。でも、「善意」ってどういう意味だったのか?一番信頼する人は「加害者」を支持しているのが思わなかった。こんな悪い触られる気持ちから逃げたい。でも、どんなに忘れたくても、あの日のことはずっと頭の中で浮かんでいる、そして私を腐っている。もうあまり泣けない体質になったのに、毎回あのことを思い出せば涙は止まらない。
よく分からない。どうして被害者は罪があるのか?いつものように、普通の服を着て、普通の事をやっていただけなのに…泣きたくて死にたくて、眠れない夜が増えているばかり。「私より苦しい人は沢山いるからもう甘えるな」と、自分と言うしかない。確かに酷い人生が経験している人と話すこともあった。こんなに比べると、私は幸せなんだ。
ごめんね、私は弱虫。