見出し画像

The UCSN -3rd season- 03

2006年11月24日にリリースされた3枚目の単独作(CD+DVD)
”the world shoWARⅢ”ですが、今回はそのレコ発のライブレポを再現!

2006年12月9日のドキュメンタリーです。
12:30  出発時間近くになって、色々用意するのを忘れていたのに気付く。
14:00  ほぼジャストタイムで会場である新宿ACB HALL入り。
      P.A.はex-西荻ワッツの五十嵐さんにお願いしたのでご挨拶。
14:30  リハーサル開始。そろそろ他のバンドさんがチラホラ集まる。
    みんな口々に『今日は祭りだね~』と言ってくれる。
15:30  新宿ラーメン戦争地帯に赴く。迷った挙句熊本ラーメン『味千』へ。
16:30  THE SUICIDE MACHINESのDanさんが現れてValve DriveのDaiちゃん 
     とトーク(しているのを横で見る)
17:00  openしましたよ!続々お客さんが入ってくる。

1.RHYME DAYS AWAY
ex-WEARのHOLY率いるエモ・パンクバンド。U CAN'T SAY NO!を離れたベースのアライ君も在籍。ドラムはトモカズ。ギターはマコッちゃんという西荻オールススターバンド。率先してシンガロング!最高!

2.Valve Drive
エヴァーグリーンなメロディック・トリオ。多分私が日本で一番好きなメロディック・バンド。呼んで良かった!出てくれてありがとう!やっぱり大好き。7secondsのカバーは選曲が渋すぎて会場の反応が薄かったのを後で嘆いていたけど、嬉しかった!そして、それもまたValveっぽくて良いと思う。

3.Four Tomorrow
相変わらずアホな長沢と森山直太朗みたいな山岡を中心に、唄心をちょっとだけ(笑)感じるアホなバンド。バカ真面目なアホであり、愛すべきアホである。お客さんもようやく(?)このイベントの主旨がわかって来たっぽい。要はね、『楽しまなきゃ負け』って事。それが西荻流。

4.A PAGE OF PUNK
ひたすらなPUNKへの愛を真っ直ぐな感情とでたらめな演奏で思いのままにぶつけてくる愛すべきPUNK野郎ども。この日はいつも以上に異常なまでのスピードで曲を展開して行く。MCも極力排除し、とにかく曲を怒涛の様にPlay。素晴らしいじゃないか!やっぱりPunkも アペイジも大好きだ!I Love Punk!

5.COQUETTISH
問答無用、我らの盟友であり永遠のライバル。かれこれ10年の付き合いであるVo.HIZDEさんは私のアイドルであり、カリスマであり、いつか越えたいと思う壁でもある。運良く彼らと知り合って、ここまで一緒に色んな事をやって来れた事を本当に(大嫌いな)神様ってヤツに感謝したい。この日はシャッフルな感じのセットでライブの流れがいつもと違う感じで面白い。フロアもようやく大爆発!やっぱりいつ何時誰の挑戦でも受けるリアル・アントニオ猪木なCoquettishはスゴイなぁ。最近HIZDEさんはモノマネしなくなったけど猪木イズムは生きている。

6.Caeser Soze
メチャクチャ久し振りに観た!お帰りなさい!もうそれだけで満足だと思ったらお客さんもやっぱり待ってたのね、今まで観た中で一番盛り上がってた。やっぱりCaeser Sozeはこのシーンには必要なバンドだ。来年はちゃんと復活してライブもいっぱい魅せて欲しい。だって、みんな大好きなんだもん。

7.U CAN'T SAY NO!
レコ発は毎回無理するけど、今回は本当にに無理だった。セットリストは26曲。途中の"HOWLONG"では全く声が出なくなった。あそこだけは反省。

一応一通りこなして、予定調和のアンコールへ。何が予定調和かって"For UNITED"をPLAYしなかったから。もうこれはお約束だからね。で、アンコールの1曲目は"GET THE GLORY"。これはもう30歳以上の方に向けてだけの選曲で私の思いつきです。予想通り若いお客さんは『何この曲?知らねぇ!?』って感じでポカーン。UCSNらしくない選曲だし意外性があって面白かったのでは?
で、お約束の"For UNITED"をplayして『ハイ終了ね!』で終わるはずだった・・・。

のに、もう一丁やれと舞台袖で囃し立てる悪友共。

やる曲ないので仕方なく"For UNITED"をもう一丁。かなりグダグダだった。いやぁ~、まさか2回連続で"For UNITED"やるなんて、我ながらアホだなぁ~と思いつつ楽屋へ戻って、さぁやっと終わったぜと思った・・・。

のに、またまた終わらなかった!イヤもう本当にやる曲なくて、楽屋でイヤ~お疲れなんて言ってたのだ。そしたらズ~ッとお客さんがアンコールをしている。ほっとけばそのうち収まるだろ~と思ってたらこれがまたお客さん粘る。そのうち長沢辺りが『これ、誰か出ないと収まらないっしょ』みたいな事を言い出して、トモカズが『じゃぁボキが!』みたいになって事態を収拾するためにステージへ。

他のメンバーはもう本当に出るつもり無くて、楽屋でへたり込んでいた。そしたら「メンバー!メンバー!」ってトモカズが絶叫してる。「うわぁ~、アイツ超困ってるぜ!」とか言って笑ってたのだが、気になって会場の方を見てみると・・・あれ?お客さん全然帰ってないじゃない!?客電もついてるし、追い出しの音楽もデカイ音でかかってるにもかかわらず、だ。

「あ、これ出ないと終わんないわ!」って事になって、更にアンコールやる事に。で3曲、もう本当にボロボロだったけどPlay。かなりグダグダだったけど、あとで五十嵐さんに「あれは出て正解だったよ」と言ってもらった。グダグダだったけど、あれこそがまさにただでは終わらせてくれない西荻流なのだ。忘れてたね。

さすがの今度は終わるだろうと思ったけど、まだアンコールは続く。時間も時間だった為もう無理だった。で、『本日の公演は以上で終了いたしました』って、よく外タレのライブとかで聞くあれ!あのアナウンスが流れた!しかもかなり大きめの音量で!楽屋は騒然。『このアナウンス、ライブハウスで初めて聞いたぜ~!』って(笑)。まぁ他の売れてるバンドなどではあるのかもしれないけど、西荻界隈では初めてじゃないかな?これって伝説っしょ!?

ということで、今朝5時に無事帰宅しました。

実はこの夜、とんでもない事件に巻き込まれたのですが・・・それはまた別の話。

From AleJJandro Hiderowsky

いいなと思ったら応援しよう!