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『室井慎次』を確保せよ!酷評の原因をついに突き止めた

やっぱり根強い人気ですね!週末動員ランキングは2週連続1位
青島登場を公式が発表した効果もあってか、前編も動員をキープして興収は17億円を超え20億円が見えてきたそうです。
また後編も10億円を突破し、前後編合わせて35億円の興収が見えてきました。
『踊る』シリーズとしては累計で500億円突破!
とんでもないメガBIGヒットシリーズとなっています。
11月30日(土)からは入場特典も配布予定で、まだまだ数字は伸びそうです。

しかしですね、私はこの作品自体には憤りを感じているひとりでありまして、なんとか本作を咀嚼し自分の中で消化しようとして頑張っていたのですが、決定的なインタビューを見つけてしまいました。
所轄の捜査員のみなさん、心して読んでください。

勘のいい捜査員なら既に行き着いているかもしれませんが、私もついにここに辿り着きました。言い出しっぺは脚本家の君塚さん。
以前も、柳葉さんが室井を演じるのを断り続けたという話は出ていましたよね。更に監督である本広さんもやりたくないと言っていた。
話を取りまとめようとしたのが亀山プロデューサー
4人中2人がやりたくないと言っていたプロジェクトが何故動いたのか。

本広監督がこれなら撮りますって脚本に変える。
柳葉さんを室井から解放する為に・・・しちゃう

インタビューを読むと、そもそもは『北の国から』のような重厚なヒューマンドラマを目指した脚本だったようで、それだと本広監督がゴネたのでレインボーブリッジの事件を足しました(大ヒットしてみんなご存知だし)、ヘリコプターも出します、室井さんもアレします
なんなんですか、それ!?
誰の為の映画なんですか、これ!?

しかし、これであの雑な脚本の原因がハッキリしましたね。
心あるファンの方が必死に擁護していましたが、結局作り手はファンなんか眼中にありませんでしたよ。ある意味スッキリしました!
これはファンムービーではありませんでした。
大人の事情映画です。はい!じゃんじゃん儲けますよ~!

本当に今さらですが言わせてください
言わないと気が済まないんです。『踊る』のファンとして。

君塚さん、なんで初志貫徹してくれなかったんですか!
思いっきり渋い、室井さん、俳優・柳葉敏郎の重厚なヒューマンドラマを見せてくれれば良かったんですよ!
それだと本広監督が撮ってくれない?

ファンをバカにしないでください!
我々『踊る』ファンはね、澤田鎌作という男を忘れてはいませんよ。
あの伝説と言われたテレビドラマシリーズの第10話。
『凶弾・雨に消えた刑事の涙』それを監督したのは誰ですか?
澤田監督ですよ!
ヒューマンドラマをやりたかったなら澤田監督でやれば良かったんですよ。
あんな中途半端なコメディや中身のない事件じゃなくて。
腰を据えた、老いた室井さんの最期をしっかり見せてくれれば良かったんですよ。それこそが最高のファンサービスだと思いませんか?

そして帰ってきた青島、湾岸署、面白くなりそうな事件に右往左往する署員たち。
つまり『シン・踊る大捜査線』を本広監督でやれば良かったんです。

今となってはもう手遅れですが、どうしても言っておきたかった。
犯人(原因)逮捕も気分は晴れませんけどね・・・。

From AleJJandro Hiderowsky



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