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い、い、か、た、っ
2年くらい前に、まだ対面で集まれていた時に、大学の後輩が家に来ていて、僕がなんか言ったときに、その言い方が、お下品だったか、きつかったかしたらしく、後輩から、
「い、い、か、た、っ」
と突っ込まれたことがある。
要するに、「言い方がお下品/きついですね~」ということを、この表現で伝えているのだと思われるが、その後、複数のところで「い、い、か、た、っ」というのを聞いたので、その人個人のユニークな表現というわけではないらしい。
でね、その「い、い、か、た、っ」なのだが、めっちゃ重要だと思うのだ。同じことを言うのでも、それだけを事務的に伝えるのか、それともなんかいろいろ文言を飾るのか。
「○○はダメなことになっています。」
だけ送ってくる?
「誠に申し訳ないのですが、○○はダメなことになってるんです。お忙しいところ恐縮ですが云々」
とか、ほんま、「い、い、か、た、っ」に気をつけてほしい。
で、こちらも、「だめです」とか言われると、カチンときてつっけんどんに返してしまったりして、お互いにテンション(緊張)が上がる。
「い、い、か、た、っ」を、丸くする方法として、最近できるだけしようと思っている(が、プチンとなるとできない)方法が、「メール1時間後に送信」法だ。要するに、いま書いたメールを1時間寝かしてから送信するというやり方である。
これにはそれなりにメリットがある。
1.「い、い、か、た、っ」を改める時間ができる。
特に、腹立つことを言われたときなどは、一緒になってヒートアップしてしまいがちなので、できる限り冷静に対応する時間を作ることができる。本当にこの文言でよいのか? 相手を怒らせるような書き方になっていないか? などなど考えることができる。
2.書き忘れたことを書き足すことができる。
メール送信直後に、「あ、忘れてた~。もう一個聞くべきことがあった」とかなって、「連投済みません」とか言ってもう一回メールを送り直す、というのはいかにも二度手間で不細工。1時間空けて送ると、その間に思い出して、書き足すことができる。
3.これは副次的効果であるが、すぐにメールを送ると、相手もすぐに返事してきたりして、他の仕事をする余裕がなくなる。1時間の猶予があると、その間は少なくともその件にかかわらずに、別の仕事を進めることができる。
方法としては、gmailなら「送信日時を指定」の機能を使う。何年か前まで一ヶ月に4通とかしか使えなかったが、いつの間にか無制限にできるようになっているようだ。
……とは言っても、やはり人間なので、どうしようもなく失礼極まりない場合には、こちらもそれに合わせてしまう。敵を作りやすい性格が恨めしいが、ま、仕方ない。
とにかく、相性の悪い人というのはいるもので、そういう人とうまくやろうとしても仕方ない。必要最低限のやりとりだけして、あとは一切関わらないのがお互いにとって幸せだと思う。
そういう意味も込めて、no warです。
もちろん、ウクライナにも祈りを込めて。
我々のできることは限られている。けれど、世界に思いを馳せるということはとても大切なのだと思う。