ファンドのパフォーマンスを評価する指標であるシャープ・レシオとトレーナーの測度はどのように求めるか?

ファンドのパフォーマンスは、リターンのみでなく、取ったリスクに対してリターンがどれくらいあったかで評価します。ファンドのパフォーマンスを評価する指標であるシャープ・レシオトレーナーの測定(トレーナー・レシオ)の求め方を説明します。

1.ステップ①ファンドのリターンの評価
ファンドのリターンは、国債などの安全資産から得られるリターンをファンドのリターンがどの程度上回ったかで評価できます。

2.ステップ②とったリスクの評価
ファンドがとったリスク(ばらつき)は、ファンドの標準偏差、または、資本資産評価モデル(CAPM)のβで評価できます。

3.ステップ③ファンドのリターン評価をリスク評価で割る
シャープ・レシオ安全資産のリターンを上回ったファンドのリターンを標準偏差で割る
トレーナーの測定:安全資産のリターンを上回ったファンドのリターンをβで割る。

ここから先は

321字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?