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スターライトミュージック#3


本日も始まりました、
<たかさきあやこ>のお気楽ラジオ、スターライトミュージック。
月曜日の深夜24時、あなたのこれからの30分を僕らにください。

本日はたかさきあやこのボーカル、キーボード担当、本田裕(ほんだゆう)がお送りします。
口下手な僕やけど、頑張って喋るからお付き合いください。

それでは、お仕事中、お勉強中のあなたは頭の片隅でぼんやりと、おやすみの前に聞いてくれているあなたは目を閉じて星空でも思い浮かべながら。
これからの1週間があなたにとって良い日になりますように。

今日は季節柄、進路のお悩みが届いています。
ラジオネーム<見えない未来を信じてる>さん。
「こんばんは」
こんばんはー。
「早速ですが、俺は来年受験生なのに、まだやりたいことが分かりません。だから親にも先生にも怒られて、大学だけは行けって言われるけど、それもピンときません。どうしたらいいと思いますか?」
うーん。僕は逆に、音楽しかなかったから、あなたのためになるようなことは言えへんと思うにゃけど……とりあえず進学してみる、好きな教科・できる教科に近い学部へ行ってみる、っていうのはあながち間違ってへんと思います。だから、やりたいことを考えるより前に、行きたい学校を考えた方がいいのかもしれません。大学に行けって言われるなら大学に行っとけばいいと思うよ。その先で何か違うと思ったならその時点で転学なり何なり、別の方法を考えればいいわけやないですか。
僕は僕はって自分の話ばっかりで申し訳ないけど、僕は僕の見てる世界でしか物を言われへんから、ごめんやけど許してくださいね。僕が音楽の世界で生きていきたいと思ったのは高校生の頃で、進路希望で「就職します芸能界へ」って書いたら指導対象になったんです。けど僕は音楽しかやりたくなくて、自分が大学に行く価値とか別の職場で働く価値はあんまり無いように思いました。それでも実際に音楽をするための確定的なものなんか、なーんにも持ってなかったから、それならせめてって勧められるまま、通信教育で四大卒業を目指すことになったんです。高校を出てからはずっとバイトと課題と路上ライブだけの毎日やったけど、今の事務所に声を掛けてもらって、ようやく夢が叶いました。まあそれも、実は兄の友達がいる事務所やったことを後から知って一悶着あるんですけど、その時はとにかく嬉しかったです。その兄の友達は今のマネージャーなんですけど、スカウトには一切関わってなかったって言ってくれたから、今のところそれを信じてます。
あ、ちなみに大学には今でもいます。卒業にはまだしばらくかかりそうなんですけどね。
なんかめっちゃ長くなった……えっと、それで、結局何が言いたかったかっていうと、どうとでもなるんです。前向きやろうが後ろ向きやろうが進んでさえいれば。やりたいことってむりやり見つけるものでもないし、見つかったときに自分がそのものに対してどう動けるかっていうのが大事やと思うんです。だから今は、勉強してお金を貯めてください。それが全てとは言わへんけど、それさえしとけば大概のことはどうにかなると僕は思ってます。
どうにもならへんかったら、僕に教えてください。また話を聞かせてください。そんなことしかできひんけど、僕は応援してます。

それでは、受験生のあなたに捧げます『その時の僕たち』

〜♪

もう1通、進路というか将来に関するお便りです。
ラジオネーム<みつ>さん。
「たかさきあやこの皆さんこんばんはー!」
こんばんは。
「私の将来の夢はガールズバンドを組んでメジャーデビューすることです。でもまだメンバーは1人もいません。スタート地点にも立てていない今が不安で仕方ありません。どうしよう」
ということで、<みつ>さんはバンドを組みたいにゃね。いいやん、組んじゃえ組んじゃえ。そうやなあ、ショップとかライブハウスでメンバー募集の貼り紙出してもええし、SNSで募集してもええし、方法は何でもある分、ほんまに一緒にやっていけるメンバーを見つけるのって難しいですよね。
僕は、さっきも軽く言ったけど、キーボード弾きながら歌ってたら事務所に声をかけてもらったんですけど、次に事務所に行った時には「はい、じゃあ今日から君はたかさきあやこね」って言われたんです。ずっと1人でやってて、まさかバンドでやっていくとは思ってなかったからびっくりしたけど、マネージャーが高瀬さんと西さんに声をかけて、西さんが小坂くんに声をかけて、そうやって集まったメンバーがあの日すごい楽しそうにしてたから、ああこれは絶対楽しくなるなって思いました。
だから<みつ>さんも、自分が楽しそうって思う方向に進んでくださいね。せっかくやりたいことがあんにゃから、思う存分楽しんで!

あ、今日喋りすぎた。
残念やけど、時間が来たみたいです。
スターライトミュージック、本日のお相手は本田裕でした。
最後は思いっきり元気な曲でお別れしましょう。『獅子王アスタリスク僕』
それでは、ありがとうございましたー!

〜♪

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