腰痛シリーズ⑥「腰痛解消には相反神経抑制がカギ??🤔」
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか😊
ふらっと立ち寄っていただきましてありがとうございます!
さて、今回は「相反神経抑制と腰痛」の繋がりについて説明をさせていただこうかと思います。
が、その前に、ここに至ったおさらいを、さらっとしていきましょう。
伸展型の腰痛では、交感神経系が優位な状態が続くことで痛みを感じやすくなっていて、疲労も取れにくい状態になってしまいます。そこで、今回のテーマである「相反神経抑制」という機構を使った改善方法を今回ご紹介させていただくことになっています。
自律神経系の内容については前回の記事に記載していますので、もし気になりましたらそちらも見ていただければと思います。
では、相反神経抑制についてさらっと説明させていただきます!
相反神経抑制(Ⅰa抑制)とは、ざっくりいうと
「効率よく身体を動かすためのもの」って感じです。
身体を動かす時に【無意識に起こっている】ものになります。
具体例として、肘を曲げ伸ばしする動きを挙げさせていただきます。
肘関節は「曲げる(屈曲)」と「伸ばす(伸展)」が可能です。
それぞれ、曲げる時には「上腕二頭筋(力こぶの筋肉)」を使いますし、伸ばす時には二の腕の裏についている「上腕三頭筋」という筋肉を使います。
図にしてみるとこんな感じです👇
では、相反神経抑制という神経系の働きを加えた絵がこちらになります👇
つまり、この例で言えば「曲げる筋肉」と「伸ばす筋肉」の
相反する筋肉を抑制し合って、スムーズに動かせるようにしているものが
「相反神経抑制(Ⅰa抑制)」になります。
では、腰痛と絡めて説明して、改善方法をご紹介させていただきます。
前回の記事から例に挙げさせていただいている「伸展型腰痛」では
背骨を伸展させる背筋群が縮んでしまっていることが考えられます。
腰痛を改善させるためには、縮んでしまっている背筋群を緩ませないといけませんよね。
ではどうすれば、背筋群を効率良く緩ませることが出来るでしょうか。
そうです!!!👍
反対の脊柱を屈曲させる「腹筋群」をしっかり使うことで、相反神経抑制が背筋群に働き、背筋群を緩ませて、腰痛を軽減させることが可能になります。
では最後に具体的な方法を、今回は2つご紹介させていただきます🙌
まず1つ目はこれです👇
続いてはこちら👇
これらは呼吸を意識して行えば、効果的に腹筋群を使うことが出来る運動です。
もし、腰を曲げて痛い人は、この紹介した運動はしないほうがいいと思います。
代わりに、1つ目の運動の開始する姿勢(寝て両膝を立てた状態)で
お腹に手を置いておへそに息をフーッと吹きかけるだけでもいいと思います。
それだけでも十分に腹筋を使うことが出来ますのでやってみてください。
このように、ネット上などに公開されている運動(この運動は僕が実際に患者様にも指導させていただいている運動ですが)に関しては
個人の症状に合う合わないがありますし、かえって症状を増強させることもございますので注意していただければと思います。
今回ご紹介させていただいた運動も、もし合わなければ控えていただくことをお勧めいたします。
少しでも僕たちの身体の構造に対する理解が深まり
少しでも快適な日常生活が送れるようになるだけでも
個人的には本当に嬉しいです。
今回はここまでとさせていただきます。
腰痛についてはまだまだ内容がありますが
これからは、他の分野にも触れながら
活動を続けさせていただこうかと考えています。
貴重なお時間を頂き、最後まで読んでいただいて本当に本当にありがとうございました。
またぜひ遊びに来てくださいね😊
では失礼させていただきます☕️
Have a nice day : )
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