見出し画像

冬晴れ

坪内稔典さんの句

   小題 冬晴れ

「冬晴れの木の匂いしてダンボール」

「八手咲くあの世に母と妹と」

「年の瀬のとしよりばかり東大寺」

この3句だけでした

見る人の感性でも違うでしょうが
わかりやすいかなあ
なんて 想います

「冬晴れの木の匂いしてダンボール」
まんまなんでしょうが 私は
ダンボールって 古新聞みたいな匂い
そう思ってました

木の匂いがしたら 思わず抱きかかえて
思い切り 匂いを吸い込みたい
そう思うんじゃないかしらん

何か感じた事 想った事
あったら 是非 教えて下さい

あの世に母と妹と は 
今の私には 少し悲しすぎます