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人生迷子のあなたに

『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン 訳:門田美鈴


知ってらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
企業の研修でも取り入れられているくらい有名な著者だそうです。


今回のテーマは「物語に出てくる『ホー』になれ」ってテーマです。

物語知らない人からしたら、「は?」って感じですよね。今からこんな物語だよ〜ってことも書くので安心してください笑

この記事で伝えたいことは、要するに、ホーという人物は、チーズを探すまでの考え方が「自分の未来を想像しながら行動し続ける」ということです。


===物語を知らない人に向けて===


【登場人物】
2匹のネズミ スニッフ、スカリー
2人の人間 ヘム、ホー


スニッフは、いち早く変化を嗅ぎつける
スカリーは、すぐに行動する
ヘムは、変化への恐怖に怯え、変化に逆らわない
ホーは、もっといいことがあるに違いないと変化の波にうまく乗ろうとする

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物語自体は、「チーズ」を求めて行動するっていうとっても単純な物語。

ただ、その行動に至るまでの行動がそれぞれ違うというのが、この物語の面白さ。


スタートはみんな一緒でした。


迷路を歩き続けたのち、人間たち(ヘム、ホー)は「チーズ」を見つけます。それから彼らはチーズがあることに安心しきって、そこから一歩も動かないようになります。


そしてある日、チーズがなくなったときに初めて「どうしよう」という恐怖を感じます。


ヘムは「自分たちが発見した時のようにまたチーズがたくさんやってくる」と過去の栄光にしがみつき、チーズを待ち続けます

ホーは、初めは待っていたものの、次第に「自分でまた新たに探しに行かなければならない」と出かけます。


ネズミたちはというと、
チーズがそろそろなくなりそうと感じて、足早に次なるチーズを探しに行きます。
(そして早々に新しいチーズを見つけます。)



そして、しばらくして「ホー」がネズミたちと同じように新しいチーズを見つけ、ネズミたちに歓迎される……というお話。



===物語から学んだこと===

この物語って、その人の置かれてる立場によって「見る視点」が変わるし、それに気づかせてくれるっていうのも面白い点ですよね。
(だから何度も読み返したくなるのかな)

この物語に出てくる「チーズ」は
ある人には「お金」に見えるだろうし、
ある人には「権威」(部長とか役職とか)に見えるだろうし、
ある人には「彼氏(彼女)」に見えるかもしれません。


わたしは元々ヘム気質です。現状維持、万歳です。


でも、今の悩みを「現状維持」しても何も解決しません。
時間に追われ、お金がないと文句を言う毎日になるでしょう。

つまり、

自分が変わらなければ、何も変わらない


ということをこの本は改めて教えてくれました。


最後に、ホーは
ヘムが自分で気付いて動けるように「道標」を作ってくれています。

ここがこの物語のほっこりするところですよね。
実際、ホーの「道標」にどれだけの人が気付けるのか。


もしくは道標に気づいていながらも、行動は変わらないという
ヘムが圧倒的に多いのではないでしょうか。


現状に不満を抱きながら働き続けたり、
お金がないと言いながらも、なにも対策しなかったり、
時間がないと言い訳にしながら、 SNSをダラダラとみたり……


どうでしょうか。


ホーの考え方に憧れながらも、
どれだけホーのように実際に行動できるのか。


今までの私は、ホーを気にしながらも、
ヘムのまま「そのままでいい」と思っていたでしょう。


でも、「このままじゃだめだ」と思って行動に移すことができています。

同じような発信で成功している方もたくさんいらっしゃいます。

なぜなのか。


彼らはただ、
ホーのように「行動した」
それだけなんです。

あなただって、変われる権利はあるんです。
あとは「行動」だけなんです。

===新しいチーズを見つけるために===

ホーのように、変化を信じ、未来を見て、
そして「新しいチーズ」を見つけるためにはなにをすべきか。


あなたにとっての「成功者(目標となる人)」を見つけること


ググってもいいし、メルマガに登録してみてもいいし、
本屋さんにふらっと寄ってみてもいいですね。

人は、目標があると変わります。
その目標が具体的であればあるほど、歩み続けられます。


わたしもいま、目標に向かってネズミたちのように単純に進んでいっている途中です。


そして、ホーのように誰かの「道標になる」
そのために発信を続けたいと思っています。



かなり詳しく書きました。
もはや要約ではないですね笑
でも1文字1文字とても勇気づけられる本でした。
本、付箋だらけです。笑


また読み直したいとさえ思える本です^ ^

人生に迷っているあなたに。

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