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今でも伝わる、京都河原町のちょっと怖~い話。


私がまだ遊び歩いていた学生の頃、
霊感のとても強い知人から、京都市内の【結界】の話を聞いた。

まだ陰陽師がいた昔、京都市内中心部には、
しっかりした結界が張りめぐらされていて、
御所を含む一定のエリアが、
陰陽師たちの手によって(術によって?)守られていたそう。

その【結界】があれば、
≪人ではないもの≫
つまり、魔物、鬼、妖怪、幽霊などが外から入ってくることも
逆に、中から外に出ていくことも出来なかったそう。


それが、
近代になって結界やら陰陽師やらが廃れ、軽視され、
都市計画やら道路が整備されるとともに、
京都市内の結界が破られてしまったそうな。

その代表が、河原町通り

あの大きな道路が南北に貫通してしまったせいで、
あの人通りの多い繁華街は、昼も夜も、
人の間を≪人ではないもの≫がものすごいスピードですり抜けているのが、
その霊感の強い人には見えるのだそう。

そして、その≪人ではないもの≫達が溜まりやすい場所というのもあるらしく
敏感な人は、その辺りは歩かない方がいいよ、とも言われた。

具体的にその場所がどこなのか聞いてみたら、
もう鳥肌モノで納得!!

私が河原町や三条・四条に遊びに行ったとき、
一人では絶対に通らない抜け道だったり、
無意識に避けていた路地裏ばかりだった。

そう、私ははっきり視覚的には見えないけれど、
いろんなものを「感じ取ってしまう」体質

<なんか嫌な感じ>を瞬時に察知し、
<邪気>や変なものにあたると、途端に頭が重くなったり頭痛がしたり
肩が異様に凝ったりする
始末。


なので、友人と一緒に遊びに出かけた際に、
その抜け道や路地裏を、友人に連れられるまま歩くと
ほんとうにしんどくなって、すぐに帰りたくなってしまうくらいなのだ。

たとえ真昼間の明るいうちでも、
抜け道・路地裏は、歩かない方がいい、
そこにある店は、行かない方がいい、
どうしても用事があるときは【気合い】を入れていく。

そして家に帰ったら、
荒塩を少しなめる
塩風呂に入る。

そうすると、邪気が落ちる

京都の河原町・寺町・木屋町に行かれる方、
敏感な方は、くれぐれもお気を付けくださいませ。

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