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注射、いざ出陣!

今日は、インフルエンザの予防接種を打ちに行く日。

学校、幼稚園の帰りに急いで病院に行かなくては…。

毎年、予防接種を打つ日になると、思い出すことがある。

それは長女が年少の頃のこと。


注射嫌い

長女は注射が超絶嫌いだった。

子どもってみんな注射好きじゃないでしょう。

普通でしょう。

確かにそうだけど、

長女が嫌い度合いは半端なかった。

病院の壁が壊れるんじゃないかと思うほど暴れる。

交通事故にあうだろうっていうほど病院から逃走する。

親も命がけというと、大げさかもしれないけど、

気合いが必要だったし、

暴れても抑え込めるようにパンツとスニーカーは必須アイテム。

我が家にとっては最重要ミッションだったのだ。


チャイルドシート

年少の長女をインフルエンザの予防接種をうちに行く日。

もちろん、朝から注射を打つなんて知らない長女。

幼稚園の帰りに車の中で寝てしまった。

シメシメと、ほくそ笑む私。

そっと、病院の駐車場に車を停めて、時間になるまで待っていた。


しまった!!娘が起きてしまった。


不穏な空気を察したのか、

娘が目をこすりながら、

見た景色は病院の駐車場。


これは怪しいと思った娘は泣きながら、

チャイルドシートにしがみつく。


バレてしまった!!!


私はチャイルドシートを車から無理やりはがして

チャイルドシートに娘を乗せたまま、病院に乗り込んだ。


受付の人は

「大丈夫ですか?」って心配してくれたけど、

「案外、持ちやすいです」って答える私。

他の子供が

「なんで、あの子、チャイルドシートに乗っているの?」

その子のママ

「あんまりそういう事言わないの!」って小言でささやく。

他の人の目なんか気にしないのだ。


娘は、チャイルドシートに乗ったまま、暴れ、

私はチャイルドシートを支えるという不思議な構造。

結局、チャイルドシートに乗ったまま注射を打たれた娘は、

放心状態だった。

年少の娘には巨大なダンベルのようなチャイルドシートにしがみついて暴れるのは相当な運動なはず。

疲れるのもおかしくはない。

強いチャイルドシートを買って良かったとつくづく思った。


雪見大福のバンザイ

そんな娘も今では「雪見大福買ってくれるから行く♪」って

言うまでになった。

雪見大福で、穏やかな一日が過ごせるなら安いものだ。

なにせ、30㎏(長女)と15㎏(次女)の抱っこは勘弁してほしい。

40を過ぎて、母もボロボロなのよ。

ありがとう、「雪見大福」

よろしく、「雪見大福」

今日もいざ注射へ出陣だ!


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