隠退までの道程 48/237 墨をする
今日は作品創り最終日。磨った墨で書いてみようと思い、久しぶりに磨ってみた。かなり疲れる。マインドフルネスだと思って無心にすった。うん、磨りながら、だんだん集中してくる感覚は少し感じた。もしかして、これがいいのかも!
この勢いで一気に書いた。一気でもないか。二度書きしたり、考えたり、まだまだ迷いだらけ。
考えないで、曲がったり、歪んだり、書けるんだろうか。考えないと、長年の癖で、普通の均衡のとれた、つまらない文字になる。
参加している書道会は、常時、臨書、臨書、しか言わない。いくら臨書したって、造形的に面白い作品が出来るのか?
やっぱり出来ない、と思う。
かなり大きな真っ白な紙に書くとき臨書してきたことがいきている実感が無い。
余白の取り方が上手くなるわけでもないし、おもしろくて美しい書がかけるわけでも無い、気がする。
縦に4つの文字を書いたが、最後の字が上手くいかなかった。集中力が切れたのがわかった。
あーーー!
ダメだなぁ、上3つは、まぁまぁだったのに!
爪が甘いんだよ、いつも。
わたしの場合は、訓練するのは臨書より集中力だな。
マインドフルネスの強化。ふぅ〜。
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