◎たいたん、について◎
こんばんは!むとうあこです。
昨日京野菜のことを記事に書いて、今日一人の仕事仲間から「たいたんのこと書いてほしい」とテーマのリクエストをもらったので、書いてみようと思います♪
毎日書いているとたまにテーマが思いつかなくなる時があるから、言ってもらえるととても有り難い^^
さて、早速ですが「たいたん」って何か、みなさんご存知ですか??
京都では「○○のたいたん」っていう料理がとても多いんです。
聞いたことある人は多いのではないかなと思いますが、実際どういうもの!?っていう方も同じくらい多い気がしています。
たいたん=炊いたもの、のことで京都のおばんざいによく使われる料理名となっています。ですが、厳密には料理の名前というわけではなく、炊いたもの、という調理法を説明する言葉が料理名化したものだそうです。
小さい頃から母に今日の晩ご飯は何かと尋ねると、「大根のたいたんと〜」とか「小松菜のたいたんと〜」と、「○○のたいたん」が高確率で登場することが多かったので、私にとってはとても身近な言葉でした。
ですが、大きくなるにつれて、「たいたんってなに?」「煮物のこと?」と聞かれることが増えて、あ、これは全国共通の言葉ではないんだと初めて気付きました。笑
初めは「たいたんってなに?」という問いに対して、「たいたんはたいたんだよ!」としか答えられなかったのですが、ある時自分でも煮物との違いが気になり調べたことがありました。
そしたらちゃんと違いがあったのです!!
一般的に、
煮物・・たっぷりの出汁や煮汁で加熱するもの
を指し、一方で
炊いたん・・素材をひたひたのお出汁や煮汁に含ませたもの
....ほぼ一緒じゃん。。と思った方もいるかもしれませんね(笑)
ですが、煮物とたいたんでは、作り方や食べた感覚はやっぱり微妙に違うんですよね!
ちなみに私がおすすめするNo.1“たいたん”は、
「京水菜と牛肉のたいたん」
です!!!
ぜひ京都に行った際には食べてみてください♪
あ、お腹が空いてきたなぁ〜
今日も読んでいただきありがとうございます◎