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「お出かけすること」と「構うこと」

うちの旦那さんは出かけることにあまり興味がない


付き合っている時からそうで、
あまり外にお出かけすることを自分から提案することはないし
外に出かけるかどうかはほとんど私が決めている

子供が産まれてからも子供たちを連れて頻繁にでかけてもいないし
休みの日は近くを散歩すら行かない時もある



私は子供の時には親にいろんなところに連れて行ってもらったし、
母親から「いろんなところ連れて行ってあげなさいね〜」といわれたり、
子供たちに「たくさんのものを見せてあげなきゃ、経験させてあげなきゃ」と思っていたりすることもあるから
もっと家族でどこかにいきたいと思っているけれど、

他の知っているファミリーと比べるとなかなか外には出かけられず、
それに対して小さな不満すら抱いていた。

外に出ることが子供たちにとって「いいこと」だと思っていた。



どんなきっかけだったか忘れたが、
父親の仕事が忙しくて平日子供になかなか会えず、
土日はできるだけ外に家族で出かけていっても、
あまり父親に懐かない子供もいるみたいなんだよね
みたいな話を旦那さんと話していた。


ちなみにうちの旦那さんは平日は朝は強い方ではなく
あまり子供とゆっくりした時間は取れていないし、
夜も会えてはいるものの遊んだりする時間はない。
仕事はシフトで保育園が休みの土日が仕事の日もあるし、
泊まりの仕事もあるので会えない日もある。


けれど、息子はとても旦那さんに懐いている。


最近では私(ママ)に生活態度のことで何か言われるとすぐ
「ダダ(パパ)にあいたいぃぃ」といい、
自分の不都合があった時の逃げ場として確立がされつつある。



お出かけもあまりしないし、
そんなに一緒にいる時間が長いか?といわれるとそうではないのに
じゃあなんで懐いているんだろう?
という話になった時に旦那さんはこういった。


「外にお出かけしたりすることと構うことは違うからね」


『構う』とは

「関心を持つこと」
「気にかけること」
「相手をすること」



そうだ
旦那さんは子供の話をするととても興味を示してくれるし、
子供と一緒にいる時は彼らの行動をよく見ているし、
その彼の行動に対して「嬉しいな」「すごいなぁ」とよく声をかけてくれている。



上の言葉を聞いてショックだった。

私が「お出かけ」をする理由は彼らに経験をさせてあげたいもそうだが、
そうやってお出かけをすることが「いい親」と思っていたということに気づいた。
「いい親」でありたいというのは他社目線を気にしていてなんだか情けなくなったし、お出かけすることが彼らにとって大切か?と考えると今の子供たちの年齢を考えると「構うこと」の方が彼らが欲しいことなのかもしれないと思った。
(そして、旦那さんがおでかけに興味がない理由もここで初めて分かった!)


乳幼児である私の子供たちが欲しいのは
「興味を持ってもらうこと」だったり
「親に側にいて欲しい」ということだ。

それは普段生活をしていて感じる。



やらなければいけない家事をしている時に
子供が私の側にやってきて、
「一緒にあそぼ?」といったり
「抱っこー」といった時、
構わないとそのままどんどん機嫌は悪くなる。

けれどそこに少しの時間でも
一緒に遊んだり、抱っこしたり
彼らの要求を満たしてあげたら、
そのあとの生活習慣がスムーズに行くことが多い。


構うことはおでかけすることと比べると
地味だし、もしかしたら親自身が楽しくない時間の時があるかもしれない
けれど、
彼らに興味をもち、相手をすることで
いい関係を築いていけるし、
それが敷いては子供たちのためになるんだろうなと思った。


おでかけはもうちょっと彼らが大人になってから・・・かな

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