教採二次試験に落ちたときの感覚

ある秋の日。

ポストにA4サイズの封筒が届いていた。

手に取ってみると、薄い。

嫌な予感。

あけてみると、

見たくない言葉が。

「教員採用試験、落ちた・・・」




家族に電話した。

いつもあまり会話しない
父親から

「そうかぁ」

と、ただそれだけ言われたとき

涙がじわじわと溢れてきた。

辛いときに、

「そうかぁ」

「だめかぁ」


ただ、それだけ言って受け止めてくれるって

あったかいクッションみたいだなって

今、思い出して、感じた。

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