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【展覧会】Nerhol 水平線を捲る

アートの世界ではどんな巨匠たちでも美術史のなかでは「〇〇技法で有名な作家の〜ひとり」「〇〇を代表する〜ひとつ」などのように、ひとつに絞らない言い方をすることが多い(個人的見解=よく目にするので)。
これが私はとても好き。
歴史的な学問においては当たり前で普通のことなのかもしれないのだけど…とても好き。

そんな私の”好きなアーティストのひとり”(正しくはデュオなのでふたり)
Nerholの展覧会を見に行きました。
千葉市美術館は遠かった〜!
遠すぎて、悩んで悩んで、結局ギリギリ駆け込みでした。

私が初めてNerholを知ったのは片山正通さんのコレクション展@オペラシティで
その後は仕事で関われそうなときもあったけど関われず笑、
今回の個展では過去作も一挙に見ることができ、千葉市美のコレクションや建築的な特徴なども踏まえて構成されており、とても見応え十分でした。
(ちなみにひとつ前に書いたシハラの現ロゴ、パッケージデザインはNerholの田中さんである)
こんなにNerholでお腹いっぱいになっていいのか?と思うほどの満足感でした。

帰化植物のシリーズ、すき。
帰化植物のアップ
常に気になる展示方法
太宰府で展示されたシリーズ
新作の麻のシリーズ。無造作置きがアトリエ感あって良い。
途中にあらわれるトーマス・ルフ(コレクション)

なんで最近は植物なのだろうと思っていましたが、「移動」をテーマにするNerholの視点より。
帰化植物のシリーズがとても好きだなぁ。

千葉市美も初で、とても良い建築物であり、地域に開かれたWSや市民講座など教育普及が盛んなイメージを持ちました。
ただ、遠い…。そして、行くまでの道のりで街が汚い…(これは普段私が世田谷に慣れてしまったせいなのかわかりませんが)

写真撮影も可能なのが当たり前になりつつありますねぇ。

長年使われているだろう美術館の壁をむき出しで。

(展評を書くつもりはなかったので、記録として✏️)

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