介護保険なしで理想の最期はない
はじめまして、タカナシです。
政令指定都市でケアマネをしています。
理想の最期ってどんなものを思い浮かべますか?
自宅で家族全員に見守られながら逝く?
それともポックリと、ある朝起きてこないと思ったら亡くなってた?
逆に病気で自分の余命を悟り、やりたいことをやりきって死ぬ?
どれもありですが、今の日本でこれを医療や介護に関わらずかなえるのはほとんどいません。
そのせいか、医療に関しては、みなさん勉強もするし、関係者にも気を使うんですが、介護については気を使わないどころか、逆に上から目線の人が少なくないんです。
でもね。
医療は病気を治したら終わりなんです。
治らなくても、ある程度治療して良くなったらそれ以上は何もしてくれません
困っても助けてくれないし、相談にも乗ってくれない
そんな時に助けてくれるのが、介護保険なんですが、介護働いてる人だって上から目線の人にまで優しくしてはくれません
だって、人間ですもの
ここでは介護保険を実際に利用していく中で起こる問題(だいたい人間問題)や、制度ではどうにもならないこと対応策について話していきます。
理想の介護をすることは難しいですが、不可能ではありません。そのため、マスコミが報じないケアマネだけが知ってる現場を知ってください。