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infpの私が初めて『人間失格』を読んでみる#2はしがき、第一の手記

こんにちは。昨日の投稿の反応ありがとうございます。

今回は実際に『人間失格』を読んだ直後の感想を細かにメモしたので、それをそのまま投稿しようと思う。

その時感じたことを忘れないように1、2ページ毎に『メモ』したので変な言葉遣いとかあるだろうけど。

千文字オーバーと地味に細かなので、はしがきと第一の手記だけ載せます。意味が分からない言葉はその場では調べず、『分からない』と書きました。

メモ。オールした朝に読み始めたからかな?
内容が全然入ってこなくて最初だけで4度くらい読み返した。

どうしても内容が入ってこないので、その日は寝て翌日読むことにした。

はしがき。三葉の写真に映る男の印象を太宰治さんが語ってる?

あらゆる言葉を駆使して男を酷評してる。そんな言わなくてもいいのに、よほど憎くてたまらないみたいに。なんか恨みでもあるのかな?

とにかく猿みたいだとか作り物みたいだとか印象に残らないだとか好き勝手言ってて、イライラしてるらしい。

第一の手記。
ここで有名な一言、恥の多い生涯を送ってきました。が出てきた。
自分は東北の田舎に住んでて、大人になって初めて鉄道を見た時の純粋な考えには共感した。
そして、本来の使い方を知って興が醒めるのも分かる。
所々分からない言葉とかを飛ばすからまだ理解できてないけど、なんとなく自分の気持ちがわかる。
子供の頃の純粋ゆえの疑問とか恐怖とかを細かに書いていて、私がもう子供ではないからよく分からないだけで、子供の時にそう思ったことがあるんじゃないかと思った。
なんだか子供が大人に分かるように一生懸命言葉を選んで伝えようとしてる感じがした。
昔の文豪、有名な作品とか言われるから、なんだか遠い存在の考え方も違う人間なのか疑わしい人だと思ってたんだけど、誰よりも人間らしくて、そして共感できて身近で思ったことを初めてはっきりと伝えたから評価された感じがする。そして考え方とかinfpと言われるだけあってinfpの自分から見ても何度も共感できることからinfpに近い性格だと思う。
とにかく上手い言葉を使って自分の心の声を記してる。

『そこで考え出したのは道化でした。それは、自分の、人間に対する最後の求愛でした。』
ここで初めて、『自分』は写真に写ってた男だということが分かった。(違うかもしれないけど)
この言葉はかなり上手いし良い。

子供の頃から家族でさえどんなことを考えて苦しんでるのかが分からない。
これは、理解できなかった。
infpは他人の気持ちに敏感だし、考えてることを予想するのは得意だと思う。だから、私が理解できるとすれば、どんなことを考えているのか予想ではなく、本当にどんなことを考えているのかを分からない、と言いたいのかな、と。
もしそうじゃなかったら本気で分からない。

道化の上手は言い過ぎだけど、自分の本当のことを言えない子になっていた。はよく分かる。infpは一人の時間を何よりも大切にするし、本心なぞ誰かに理解してもらいたいと思ってもどこか諦めるとこがあると思う。私もそうだったから。

そのおこごとこそ、真理。
意味が分からなかった。
でも口答えができないのは分かる。どこか如何にもと思うのもinfpそのもの。何か言うとすれば感情論になるし、相手の怒りが終わるまでどこか理性的に考える。
怒られるのはひどくストレスだし、ストレスに敏感なinfpが恐怖を感じるのはよくある。
おこごとこそ、真理は分からないけど、怒った時に普段は隠してる本性のようなものが見えてそれもまた人間の生きていく資格となれば、自分に絶望するのも無理はない。よく分かる。

名前は葉蔵で、葉ちゃんと呼ばれてるんだね。

二者選一の力がなく、これが長年にわたり自分の『恥の多い生涯』の重大な原因ともなる性癖の一つだったように思われる。

原因は性癖、と言う言葉から一気に印象が変わる。本当に性癖と言う意味通りの意味なのか知らないけど、性癖という簡単に口にすることができない意味を持つ言葉?を使うあたり、本当に恥じているんだと感じた。

葉蔵はひどく真面目なんだな。欲しくはないかと言われて、もう無理、お道化するのは無理と、弱音を吐いてる。

失態を犯して、取り繕いが成功した後に周りの笑いを誘ってる葉蔵。
なんだか痛々しく苦しく感じた。父が、あいつは変わった坊主だと言ってるのも苦しく感じた。

なんだ?人間への不信があるのかい、お前はいつクリスチャンになったんだい、と嘲笑する人があるかもしれないが、人間への不信は必ずしも宗教に通じているとは限らないと僕は思うんですけど。

昔の人間への不信の考え方がよく分かる。葉蔵のような考え方をすると周りからはクリスチャンだと言われる。

罪を訴えなかったのは、人間の不信からでもクリスト主義でもなく、人間が、葉蔵という自分に対して信用の殻を固く閉じていたから。

意味はまだちょっと分からない。

そしてこの自分の孤独の匂いが本能で嗅ぎ分けた女たちによってつけこまれる誘因になった気がする。
つまり、自分は、女性にとって、恋の秘密を守れる男であった。

恋の秘密。まだ分からない。でも、ここが二葉目の写真の葉蔵の姿に繋がるのかな?

第一の手記はここまで。

第二の手記に入る前にまたしても眠くなってきた。一回寝たら内容忘れそうで怖いけど、集中できないのも悪いから寝ることにする。
普段考える頭を使わない故、いっぱい考えたと思う。続きは起きたら読もうと思う。

ここまでがメモしたことだ。読みにくいからあとでまとめるつもり。

やたらとinfpの特徴と比べたりしたけど、テーマがそもそも『infp』の私が読む『人間失格』なので私の読み方でこれからも読んでいくことにする。

あとはもうちょっと語彙力が欲しいところだ。


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