初めての海外。出張で台湾。

すっかり更新せず、見る専門だったnote
写真が下手なのに、絶景を写真と共に紹介するという意味の分からないテーマ設定してしまったが為に続けられなかった、、、

話が少し逸れますが、最近は年齢的にももっと次の世代に託していく必要があるのではないか、と思うことが増えています。
年々、考えが凝り固まってきている気もするし、もともと柔軟性がある方でもないから、自分としては筋道立てて考えているつもりで、こうこうこうだからこうなんだ、を説明できるのが強みでもあるけれど、そこから外れる時にも理論立てて考えないと気が済まないことがある。真面目とも言えるけれど、堅物の部類なんだと思う。
(でも、本当の堅物はこんなに長いことエンタメ業界で働かない気もする)

で、今まで自分が経験したこととかをメモしておくことで、何か、誰かにとって、ちょっとした気づき程度の役に立てたら、自分のやってきたことが少し報われるような気もしていいかなと。知らんけど。

さて、今でこそ一人で海外に行くのはそんなに怖くなくなったし、2020年からの世の中で家や関東からすら出られないとかじゃなかったら、もっと海外に行きたいのだけど、初めての海外はヒドかった。

行き先は【台湾】
レコード会社に勤めていた私は、宣伝の仕事をしていて、雑誌の取材でアーティストを海外に送り込むと共に、様々なアテンドをする必要があって、初海外が出張というラッキーな人だった。
なんせ入社2、3年目のぺえぺえ。
仕込みはそれなりに頑張ったけど、海外出張させてもらえるなんて思ってなかった。

が、別の仕事もあったので、初めて出入国するというのに、一人遅れて合流することに。
うきうきしてる場合でもなく、まず一生懸命働く20代には余裕もなく、もちろん旅行じゃないから海外旅行本なども買って無い、でもまあなんとかなるやろ。

空港に着いて、入国も問題なく、タクシーでホテルに向かうことに。
紙に書かれた文字と、拙い英語で行き先を伝える。さぁ、みんなと合流して、仕事するぞ、と。
メーターがグイグイ上がっていくのを見て、はっとした。
空港から合流するホテルまでの距離を全く調べておらず考えてなかった。why?

台湾はニュー台湾ドルという通貨。当時のレートは忘れたけど。仕事で行くし、現地で何とかなる気がするという謎のポジティブシンキングに加え、数字に弱い私は何故か5000円分くらいしか換金してなかった。
why?

やばい、海外でお金払えなかったらどうしよう、、、英語もままならないし、なんなら英語圏じゃないし、景色も曇ってて特に良くないから気も紛れないし、、、パニック

着く頃にはギリギリ換金した額で払える数字。
間に合った、、、
とりあえずよかったけど、最初から怖すぎて、みんなと合流した時の安心感はとてつもなかった。
そして、その後現金が必要になった時は仕事先の人に借りた気がする、、、なんてアホ。
社会人になりたてで、周りが大人ばかりで助かった。

ちなみに、当時はクレジットカードは持っていたけど、貯金額もあまりなくカードを使うという習慣がほぼなかったし、海外で使いこなせるような経験もなかったのです。今は換金するのは抑えて基本クレジットで、とか出来る。
それに、今なら空港から目的地までどのくらいかかるかもっとちゃんと調べてから行く。

今や、海外に行く時はWifiと携帯、クレジットカード、そしてパスポートがありゃあ、なんとかなるかくらいになっているので、何事も経験である。

何事も準備は大事です。
調べる、備える。そして、迎える。

早くまた海外に行かれますように。