自分に甘い私が、ポモドーロテクニックを3年間、続けられているコツは「ふたりでやる」こと
会社役員として働き、業務改善を生業としているので、「ちゃんとした人」と思われがちですが、実はわたし、ダメ人間なんです。
どのくらいかというと、
1時間あれば終わる仕事を、休日に持ち越した挙げ句、や〜だ〜な〜やりたくな〜い〜な〜と8時間ぐらいはへーきでYouTube見続けられる人間です。
食べ物の誘惑には勝てないし、運動もしたくないからやらない、なのに痩せたいと言い続け、言ってる割に、コロナ禍で13キロ太りました。
自分に甘いのです。
そんな私が、会社経営に携わり、在宅勤務で仕事を進め、お客さまにご迷惑おかけすること無く日々サービスをお届けできているのは、
数々の、「ダメ人間の仕事術」を駆使しているためです。
今日はその中から、ペアポモドーロ略して「ペアポモ」をご紹介します。
私と同じように、ダメ人間の自覚があり、作業を進めるのが日々しんどい!という方のお役に立てると思います。
「ポモドーロテクニック」はご存知でしょうか?
トマト型のキッチンタイマーで時間を計ったのがポモドーロ(イタリア語でトマト)の由来だそうです。
ダメ人間の私が、このポモドーロテクニックをやると、どうなるでしょうか。ダメ人間仲間の方が読んでいらっしゃったら、試してみていただきたいのですが・・・気づいたら5分作業して、25分休憩してます。あるいは、ポモドーロやってたことを忘れています。
ということで、ポモドーロテクニックはちゃんとした人用のテクニックだなと結論づけていたある日、当時Twitterで知り合ったTimeCrowd 西小倉社長 が「ペアポモ」しましょう!って誘ってくださいました。
「ペアポモ」?
いっしょにポモドーロテクニックをやるということだな、というのはわかるんだけど、あれって集中するためのものでしょ?なんで人といっしょに?5分しか休憩ないから、たいして話すこともできないし・・・。
と謎なお誘いだと感じつつ、おもしろそうなのでぜひ!とお返事して、初めてのペアポモを体験することになりました。
西小倉さんとは、オンラインでの交流はあったし、共通の知り合いがいたので身近に感じてはいたものの、そのペアポモの日にZOOMでお会いするのが初対面(?)でした。
開始の30分ほど前に集合して、少しお話ししたあと、お互いに最初の25分で何をやるのか宣言して、「せーーーーの!」でタイマーをスタートします。
その間、ミュートにしてお互いに作業集中。
そして終わったら、ともに5分休憩で進捗や近況などの雑談。
また5分後に「せーーーの!」で再スタート。
これを繰り返します。
私たちは、毎週1回、始業前の2時間(4セット)を一緒にやっています。
もう3年続いていて、途中、仲間も増えたり、時々ゲストが参加したりしています。
やってみてわかったのは、私のようなダメ人間でも、ひとと一緒なら、25分・5分のセットが崩れないということ。
実は、25分のあいだに作業が進んでないこともあったり(LINEのお返事返してたり)するんだけど、ひとりだとそのまま脱線するところで、ひとと一緒ならまた作業に復帰できるのです。(やっぱり25分後に「ずーっとYouTube観てましたぁ」とはいくら私でも言えない)
私が2時間も集中して作業を進められるのは、1週間のうち、この時間だけです。今では、この時間があることが私の安心材料になっています。「今夜できなくても、明日のペアポモで絶対に終わらせられる」と思うと、夜なべせずに眠ることができるのです。
なかなか集中できないという方、ぜひ「ペアポモ」お試しください。